猛虎過江 | チベット・拉薩の反乱（暴動）について

2008.03.16 Sunday

チベット・拉薩の反乱（暴動）について

静岡新聞によると、3月14日、中国植民地のチベット拉薩市で
チベット民族による暴動が勃発したと報道しています
住民が２５人死亡し、数百人の負傷者がでており
中国当局は、警察、軍隊まで動員して鎮圧（虐殺）し、
さらに現地への入国禁止、報道規制など天安門事件に似た
筋書きで今回も行なおうとしている感じです

現地、拉薩晩報(中共系)にアクセスしてみると事件の事など
一行も報道しておらず、香港の臺灣系！東方日報をみると
”拉薩（林廊北路）暴乱喩百死””武警開槍、千被捕”と
かなりＮＨＫで報道している数値に近い報道をしています
中国の新華社通信の発表や報道などをみてもし方がない

チベットでは、１９８９年にも、拉薩で暴動が起き
群集（僧侶を中心）と中国の治安部隊が衝突いらい１９年ぶり
であり、皮肉にも当時、拉薩自治区のトップだったのが
現在の胡国家主席であり、北京五輪の年に勃発したのは
何かいい状況！みたいです

中国当局の報道規制がなされているので、YouTubeで
暴動の動画を見ることにしました
１９年前より拉薩の一般の若者も携帯もかなり普及してると
思いますので、現場の状況を世界に向けて発信してると
推測します（中国当局も、携帯まで規制介入していると思うが）

BBCや外国の報道機関に寄せられた動画などがリアルタイムで
生々しい映像を見ることが出来ます
ミヤンマーの暴動の時と同じ様な感じがしました
チベット住民から信頼されている僧侶を弾圧するなど
という事は、常識の外れた中国民族の傲慢差を世界に
知らししめるような状況のようです

中国は、この暴動をどうするのか、インドに亡命中の
ダライ・ラマ１４世も言っているように、この暴動は
侵略者,漢民族に対するチベットの人々の根深い怒りが
現れたのであろう

拉薩の僧侶や若者が、青天白日満地紅旗ならぬチベット国旗を
振りかざして植民地化している漢民族の弾圧者に歯向かって
いる姿は、小生としては、どうも”ドラゴン怒りの鉄拳”の
最後のシーンを連想してしまいます

了