猛虎過江

2012.02.11 Saturday

島田市・震災瓦礫受け入れの件

静岡新聞によると、被災瓦礫受入先の島田市に向けて
岩手県山田町から本格的に搬出作業が始まったようです。
昨年の１１月頃！から被災地の瓦礫を静岡県も受入れると
知事が表明し、県内では、確か一番最初に島田市長が
受け入れ方針の手を挙げ、市長が積極的に行動していた。
瓦礫の放射能の数値が基準以下だということで、島田市も
受け入れ方向で市議会も賛成の議決をしてきました。

しかし、放射能被害を不安がる住民から受入れ反対運動が
おこり、市長が独断で受け入れをした、試験焼却実施反対
などと住民有志の団体や子供をもつ母親の市民グループが
市議会に請願書を出すなどとガタガタしています。
これらの状況を受けて、県内の市町村は、どうも腰が
引けた腰砕けの状態で受け入れに対してトーンダウンした
情けない状態である。
この問題を注目して正確に流れをつかんでいませんが
小生としては、被災地の事を思えば即受け入れて
痛みを分かち合ってもいいのではないかと思います。

住民および地域の代表として市議会議員が議会で受入れの
議決をしたならば、賛否両論があろうかと思いますが
一応、民主的なルールを順守していると解釈します。
住民有志、女性グループの人たちは当然、一票を
入れた人に、渡りをつけて、議会で堂々と代弁してもらい
自分らの意見を主張してもらうのが当然のことです。

住民有志、女性グループが、マスコミを相手に
スタンドプレーをするのも、この国は、中国や北朝鮮などの
独裁国家ではないので、やりたい放題すればいいです。
この人たちは、日頃、行政のやっていることを少しでも
関心を払って意識しているのか確認したいです。
首長や市会議員が住民の意見を反映していないなら
自分たちが、リコール運動なり自身が市会に打って
出る位の行動と覇気がほしいデス。

瓦礫受入れ対して、個人的な意見を書いてみました。
当住地は、駿河湾地震がいつ来てもおかしくない特異の
県であり、今回、大きな地震が、当県で発生しなくて
良かったなどと云うふざけた静岡県民は、一人もいないと
思います。
困ったときは、万難を排して助け合うのが、静岡県人の
道だと思います。

了