猛虎過江

2006.09.10 Sunday

もつの煮込みを食す

女房の親戚関係の通夜で富士市の金華堂会館にでかけた。
故人は、９０歳のおばあちゃんで正に大往生です。
この頃、女房が数珠を持っていったほうがいいよという。
同じ日蓮宗なので最初の開経偈（かいきょうげ）は、
御前の読経に合わせて唱和する。
もう小生くらいの年になるとこのくらいは覚えていないと
檀徒として恥ずかしい次第です。
女房の関係であるのでおじおば、長男夫婦くらいしか面識が
ない。戒名の位や御前の袈裟の色や帽子の有無、先僧など
故人の家と寺との付き合いの程度を邪推したりして女房に
戒められたりしたが、通夜は短時間であっけなく終了した。

会館を後にして、富士宮に寄って久々に女房と２人で
外食をすることにした。
私が行く店は、大体、もつの煮込みが美味くなければ２度と
行かないので、生ビールの摘みにたのむと運ばれてきたものは
甘たるくてとても食べられたものではない。

昔、消防団に入っていた頃、町内の柚野の第一分団と２分団とで
合同訓練をして終わった後、詰め所でよく酒を飲んで懇親した。
その席に出されたもつの煮込みの味が、大変美味であった。
その分団の名物料理で、食当番が、消防団長からの差し入れの
生もつをにんにくと胡椒、味噌その他調味料を加えて朝から
大なべでじっくりと煮込むのである。今もその料理は、
分団に引継ぎされているのかわかりませんが昔からの伝統は
残して行ってもらいたいです。

生ビールを２杯飲んで、店を辞し、調子が出てきたので
虎ファンが集う芝川の寿司屋に寄って行く事にした。
筋金いりの虎ファン夫婦と野球談義をしてスーパードライを
２本飲んで久しぶりに気持ちのいい雰囲気のなか楽しい
時間をすごす事ができました。

あとは、讀賣戦に勝ち越す事が、当面の目標であるという
結論に達しました。

終わり