猛虎過江

2006.09.10 Sunday

きのこ木を切る

梅林の端に、邪魔な雑木があるので伐ることになった。
農機具屋から買った新品のチェーンソーで試し切りを行った。
直径４０Ｃｍ、高さが、１５Ｍ位ありそうな桑の木は、
木に登ってノコギリで太い枝を切って木の体重を少しへらした。
これが大変な作業で片手で身を確保し片方の手で枝を切り落として
いくが、休み休み作業を進め汗びっしょりになり５本ほど切って
木から降りた。いよいよ根元から木を切るのであるが、木の倒れる
方向を予測してまず倒れる方向側をＶの字に切込みをいれ
反対側を慎重にチェーンソーを恐る恐るいれた。
一番緊張し、少し切っては逃げ、２/３を切ったところで
”ミシ！”と鈍い音がし急いで安全地帯へ逃げる。
倒れる方向が梅ノ木の方向に倒れそうだが、チェーンブロックで
引っ張る事も不可能なのでこのまま作業を続行する。
やがて一番倒したくない方向に梅ノ木の枝をなぎ倒して倒れた。
素人の仕事であり大木に押し潰されなくてよかったが
恐ろしい難儀な作業であった。とてもプロのキコリにはなれないと
痛感した次第です。
その後、もみじと栗の木を切って枝を子切りした枝をかたづけた。
きのこ木の寸法に枝の太い部分を切って約４時間で終了した。

きのこ（しい茸）木に適した雑木は、なら、くりなどがあり
桑の木は無理かな。腰掛いす用に輪切りでもしようと思ったが
疲れてその元気もない。熱が身体にこもっているみたいで
服を着たまま川につかった。気持ちがいい。
爽快である。

おわり