猛虎過江

2006.07.30 Sunday

つばめ

今年もツバメが、我が家にやってきました。６月中旬の梅もぎの
時から第３番目のつばめが飛来して、年取り夫婦が住む離れの
軒下に新しく巣を作って、雛がもう少しで飛び発とうと
しています。
母屋の玄関口にもよく巣を作ったが蛇が雛を襲うので、危険な
所にはツバメも状況判断（ツバメが代々受け継いできたのかな）
で今は、離れに３箇所作っています。
毎年、毎年、生まれた場所に戻ってくるのか定かでないが、多分、
我が家のツバメだろうということでツバメが来きて巣を作るのを
好き勝手にさせられている。というよりツバメが来ないのは
来客がないのと同じで縁起が悪いということで昔からその様に
しているのでその様にするしかないのです。
しかし、このツバメが来る期間は、車庫の中や、巣が作れそうな
所は,勝手に作り始めるので年寄りがほうきで警告を与えたり、
ツバメの糞の掃除やら大変な時期でもある。
ツバメの巣も、作ってもらいたくない所に作るので大変です。
しかし朝起きて、ツバメの巣をみるといつの間にか雛が立派に
なってしらないうちに我が家にお礼の言葉もなく旅立って
しまいます。ツバメも憎めない面構えで可愛いです。

ツバメといえば、むかし、「海燕のジョウーの奇跡？」という
映画があり、沖縄の与那国島の辺から台湾の花連沖の高山族経由で
フイリッピンのマニラに漁船で逃亡密入国する映画があり
我が家から巣立ったツバメが、この映画のようなルートを使って
飛んで行くのではないかと勝手に空想をめぐらす次第です。

了