猛虎過江 | Confluence of the Two Seas、希望、慈愛、太陽！

2016.01.20 Wednesday

Confluence of the Two Seas、希望、慈愛、太陽！

昨年末、年賀状を書くことが出来ないほど、親の介護や日々の行事に
翻弄され、超多忙！であったが、少し、先行きが見えてきたので
少し、明るい話題を、ネットから拾ってみました。

2007年、印度国会に於ける安倍総理大臣演説の内容が
素晴らしいので雑記したいです。

Confluence of the Two Seas”二つの海の交わり”
（外務省ＨＰより抜粋）

インド洋と太平洋という二つの海が交わり、新しい「拡大アジア」が
形をなしつつある今、このほぼ両端に位置する民主主義の両国は、
国民各層あらゆるレベルで友情を深めていかねばならないと
私は信じております。

インドと日本を結ぶ友情たるや、私には確信めいたものがあるのですが、
必ず両国国民の、魂の奥深いところに触れるものとなるに違いありません。

私の祖父・岸信介は、いまからちょうど50年前、日本の総理大臣として
初めて貴国を訪問しました。
当時のネルー首相は数万の民衆を集めた野外集会に岸を連れ出し
「この人が自分の尊敬する国日本から来た首相である」と
力強い紹介をしたのだと、私は祖父の膝下、聞かされました。
敗戦国の指導者として、よほど嬉しかったに違いありません。

岸は、日本政府として戦後最初のODAを実施した首相です。
まだ貧しかった日本は、名誉にかけてもODAを出したいと考えました。
この時それを受けてくれた国が、貴国、インドでありました。
このことも、祖父は忘れておりませんでした。

私は、皆様が、日本に原爆が落とされた日、必ず決まって祈りを
捧げてくれていることを知っています。

（印度の）皆様は、代を継いで、今まで四頭の象を日本の子供たちに
お贈りくださっています。
ネルー首相がくださったのは、お嬢さんの名前をつけた
「インディラ」という名前の象でした。

その後、合計三頭の象を、インド政府は日本の動物園に寄付して
下さるのですが、それぞれの名前は、どれも忘れがたいものです。

「アーシャ（希望）」、「ダヤー（慈愛）」、「スーリヤ（太陽）」
というのです。

最後のスーリヤがやって来たのは、2001年の５月でした。

日本が不況から脱しようともがき、苦しんでいるその最中、
日本の「陽はまた上る」と言ってくれたのです。

これらすべてに対し、私は日本国民になり代わり、
お礼を申し上げます。

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子供が、小さい頃、上野の動物園に行ったとき、パンダばかり
注目されていたが、インド象も、日印友好の証としてインドから
贈られてきたなど思いもしませんでした。

印度国会での、首相演説の報道は、当時、日本でマスコミは、
殆ど報道されていなかったようです。
今、此の演説の内容を改めて読んでみると、素晴らしい内容であり
外務省の職員の演説草稿作業における情報収集能力と学の高さに、
座布団一枚差し上げたいです。

今、国会では、安倍チャンは、野党のどうでもいい陳腐な質問に、
キレまくっていて、イライラが蓄積され、身体にかなり
影響しているように推測するが、なんとか日本のかじ取りを
しっかりやって貰いたいと願う小生でした。

Good Job. Abecyan!

了