猛虎過江 | 梅の木の消毒をする

2007.05.20 Sunday

梅の木の消毒をする

梅の木に、貝殻みたいな害虫が大分纏わりついているので
高校生の息子を助手に消毒の散布をしました
ポンプも１５年以上騙し騙し使用しているのでエンジンが
１発でかかったので助かりました
草刈機やお茶のバリカンなどエンジンがかからなければ
プラグを交換したり何とか動くまで営繕をしなければなならい
１日そんな事をしてだめの時は、農機具屋へ持っていくしかない

軽トラックに２００Ｌのポリタンク、ポンプ、ホースを積んで
合羽と２重マスクをして完全防備の服装でいざ出陣、
梅園が２箇所あるので計４００Ｌ位散布するのである
梅の木の先端ちかくに害虫が固まってたくさんついており
小生は、この情景が一番気持ち悪くきらいです
しかしそんな事をいっていたのであらば仕事が進まない
消毒の散布は、消毒の霧にかからないようにするのであるが
かなり上から消毒をあび、筒先から消毒液が伝わってくるので
ゴム手袋をしているが素手でやっている状態に近いです

通常の消毒液にスミチオンを少し混ぜてあるので大変強い
殺傷性があり、体にはあまりよくないです
助手の息子も指示を丁寧に教えないと飽きるので
厄介な作業の上、マスクを外せないので身振り手振りで
大声でどなりながら、なんとか手伝ってくれた
今時の高校生で、農業を手伝わせる光景は、あまり見られないが
人の口にいれるものは、手間がかかる事を少し感じてくれれば
よしとするしかない
この消毒作業は半日で一気にかたをつけました
家に帰って、消毒器具の洗浄、かた付けが１時間位かかり
やっかいですが、父親がいつも言っているように
これをちゃんとやっておかないと道具がすぐ使えなくなると
同じ事を息子に話す自分が不思議に思えた
これが、親から子への伝統かと

今の時代、無農薬、無農薬と生協の人や自然食品を
耕作した事のことのないおばさん連中がいうが
出来れば農薬なんてしたくないが、害虫にやられると
商品にならないし食べれないのです
今は、農協の指導！で、適時に適量散布し収穫の時
農薬が果実にのこらないようにしています
梅の摘果まで約１ヶ月くらい先ですので、果実を
食するときは、問題なくＧＯＯＤだと思います

了