猛虎過江

2006.06.26 Monday

富士郡芝川町上稲子の案内① （この町の行く末）

静岡県の東部の富士宮市に隣接する人口1万人たらずの
芝川町は、北は、天子ヶ岳（１３３０ｍ）から西は山梨県の
県境。南は富士川に接し、面積は、７４．１８ｋｍ２で
約８０％は山林原野と河川が占しており正に山紫水明と
いいたいが、過疎地の最たるものである。

我が住地は、山梨県境に接し、谷あいの傾斜地に約１００
世帯が暮らしている。
小学校も１２～３人の生徒数で老人世帯が多く小学校も
あと何年存続するかわからない。小学校が地域からなくなれば
この地域の将来はどうなるか想像がつくと思います。

芝川町も県からの勧告で富士宮市の合併しなければならない
状況です。今年になって県の勧告で平成２０年には、町財政が
破綻するといわれています。小生が平成７年の町の総合計画の
策定の審議会委員の一人として審議答申に参がした時、すでに
この合併という言葉が挙がっていた。

それから土建屋の町長の代になり住民アンケートなどで町民の
過半数以上が合併賛成であった。その間、町長に関して無投票
当選、３選（選挙）とあり合併推進という事で移動町長室を
各地域で開催した。

その当時は、町長と議会議長が雁首を揃えて富士宮市に合併を
申し込みその後、合併協議会を設置するために移動町長室で
当地域でも体育館で開催された。私も、どこかの集まりに
参加すると一度は、手をあげてその時の状況（空気）を自分なり
判断をして正論をはく人種です。

同じ団体で似かよった農協もすでに合併している状況や消防、
病院等さらに地方交付税に依存しなければ生きていけない町の
現状から察して学生も合併しなければならないということは
判断できると思います

私は、議会に合併協議会の設置は当然のことでありまさか議員が
反対するとはまさかないだろうと質問をした。
しかし、ここの議員たちは否決してしまった。そして富士宮市
との合併が白紙になってしまった。天下に芝川町の恥をさらした。
情けない話です。

この合併協議会設置に反対した町の議員たちの構成は、町長派と
言われる自民党系と共産党であり、正常な判断を出来る議員は
数える位しかいない。議員のほとんどは、年金生活者であり
富士宮市と合併すれば次回の選挙では、町の議員の９割が
当選できず１～２人しか当選できないといったレベルの低い
考えかたが大半である。

ちなみに地元選出の県会議員はミニコミ誌や新聞に意見を
堂々と発表出きる位の勉強を日々しているのにこの町の
大半の議員は、町の将来を左右する重要な時期にろくに
勉強もしていない様は、まさに末期症状である。労働者の
見方の共産党議員も中央で論じるような議案を議会に
提出したり合併に反対したりと自分の保身しか考えて
いないで本当に庶民の見方なのか自問自答してもらいたいと
思います。

自分の屋敷の周りを町の補助金を使って広げている愚かな
古典的議員が今も存在するという異常な状況下で、我々も
合併に対して真摯に受け止め行動していかなければならないと
思うのです。ちなみに。合併が破綻して、町役場の状況は
何の変化もありません。

莫大な町の税金を投資した箱物の建物の借金返済やこれから先の
維持管理費の事などこれから先どうして行くのか。合併破綻で
単独の道を選んだが町の職員に係る経費は、平均すると年、
１０００万円位かかっているというが、職員をリストラしたと
言うことは、未だに聞いていない。民間企業ではとっくに
倒産しているのです。当町も消防、清掃、保育士やどうしても
必要な人間だけ厳選しりストラを断行し、だめな役に立たない
人材は首にしなけ日本の国はだめになってしまいます。

この雑文を終りにあたりに、今の子供たちの将来を鑑みて我々
大人は、混濁の先の見えないこの国の将来を憂いて行動を
起さなければならないと右翼的結びになったが頑張っていきたいと
思うのです。

おわり