猛虎過江 | ”西郷どん”の最終話、La Marseillaise

2018.12.23 Sunday

”西郷どん”の最終話、La Marseillaise

NHKの大河ドラマ、西郷どん、最終話、西郷軍が、城山の洞窟に立て籠もり、
政府軍に対して、最後の総攻撃を行う前夜、西郷軍、最後の宴のシーンです。
シルクハットとフロックコートをまとった、村田新八が、アコーディオン
を取り出してフランス革命の革命歌：La Marseillaiseを、皆で歌う
感動的なシーンがありました。
村田は、岩倉使節団で渡欧した時、パリのオペラ座？で使われる
アコーディオンを気に入り、日本に持ち帰って、西南戦争の最中でも
そのアコーディオンを手離なさなかったそうです。
西郷の薩摩軍、残兵372人が、政府軍、約５万人に切り込んでいく。。。

西郷隆盛の最期について、西郷どんのドラマとは少し違うようです。
政府軍に包囲された西郷軍、城山に籠城は、20日以上にのぼった。
明治10年(１８７７）年9月24日、政府軍は、城山の西郷軍に対して、
徹底的に集中砲火を浴びせ、西郷に最後まで、付き従った同士は、
次々に政府軍の銃弾に倒れていった。
西郷は、政府軍の弾丸飛びかう中、流れ弾が、西郷の肩と右太ももに当たり
その場にがっくりと膝を落とし、西郷は、もう歩く力は残っていなかった。
西郷の最期は、同士,別府晋介の介錯により切腹、御年51歳で絶命、
幕末から明治政府の創成期、波乱万丈の激動の時代を歩んだ西郷の
人生の幕切れであった。

〇西郷が、月照と共に、錦江湾に入水した際に詠んだ、辞世の句。。。

「ふたつなき道にこの身を捨て小舟波立たばとて風吹かばとて」

戦いは、サッカーグランドでやってもらいたいですね。。。

了