2018.07.27 Friday
満鉄・あじあ號で満洲〜西伯利亜〜巴里へ旅行！
仮称：関釜連絡船、朝鮮鐵道、満州鐵道、シベリヤ鐵道でいく
魅惑の巴里・欧羅巴５０日間弾丸ツアー 船中泊、車中泊、
満鉄指定ホテル＆三ツ星以上のホテル、全行程食事、弁当込、
JTB日本人＆支那人添乗員付、Option tour別途
旅費(巴里迄):片道６５万円！、復路、船便、巴里〜横浜、
１等船室、往復：１１５万円
満洲鐵道について、特に鐡道ファンには、特急アジア號は、憧れの
機関車であり、小生も、撮り鉄までいかないが、その雄姿を観てみたい。
瀋陽の博物館には、現物があるそうですが、日本人が観ることはできない。
満鉄のOB会が、同機関車を、有償で引き取ろうとしたが、中国側は、
”日本軍国主義の中国侵略の証拠”などといい、返そうとしません。
中国は、日本帝国主義の遺物など大嫌いと思うが、その歴史的遺産を
手放そうとしません。
満鉄の歴史を、調べ始めたらきりがないが、小生が興味を持ったのは、
今から約９０年前、日本が中国東北部で、満洲鉄道の新設に伴い、その
沿線の停車駅に、西洋的センスを取り入れた都市計画によって、
建築された、今風の建物、上下水道などインフラストラクチャー、
ライフラインの整備等、生活も、日本の東京や大阪よりハイレベルな
暮らしをしていたという。
明治の終わりから終戦までの時期。内地の農村では、電気がやっと普及し
牛馬で田畑を耕した時期である。
南満洲鉄道（満鉄）の特急・アジア號は、戦前の特急燕より１５キロも早く
冷暖房完備、金髪のロシア人・ウェートレスが笑顔を振りまいて働いていた。
そんな、風景を連想しながら、当時の、タイムテーブルを調べ日本から
満洲里までは、それなりに書き、それから先のシベリア鉄道は、
関係書籍を読んでいないので、推測しながら適度に書いときました。
小生は、日本の中国の植民地経営について、当時、欧米諸国が行った
アジア、アフリカ等の植民地経営とは、異なるものであり、アジアで、
連合国と戦った戦争は、アジア各国の植民地を解放した代理戦争で
あったと、個人的には、解釈していますが、如何なもんでしょうか。
日清日露の戦争をへて、当時の中国は、ロシアの植民地的影響が強く、
日本が、満洲国の設立により、植民地経営を行うのであるが、当時の
満州国の建設の目標は、五族協和（日、満、漢、鮮、蒙）を謳っている。
勿論、小生は、時代が変われど”日本の植民地政策”を肯定する
ものではないが、日本人が、国を支配して、欧米諸国で一般的に
行われていた人種差別や暴力も当然あっただろう。
ただ小生がいいたいのは、我々日本人の先人、先輩たちが、戦った戦争を
今現在の価値判断をもって懺悔し教訓とすることは大事であるが
当時、戦争が行われるに至ったプロセスと環境、要因をもっとお勉強
すべきだといいたいのです。。。
欧米諸国が、亜州、アフリカ、南米等でおこなっていた植民地政策の
あり様は、被支配民族を人間として扱わず，ただ単に、労働者とみなし
資源の略奪、搾取して、人間的な扱いなどなく、日本人が行った、
現地に教育機関、病院を設けて投資し、原住民を教育させるなどと
いう事は、無かったようです。
満州国経営及び満鉄の経営に携わった、後藤新平初代総裁は、日本の軍が
全面にでた武力的・強圧的な統治ではなく、満洲を、世界に冠たる文化、
生活基盤を築いた国を目指したのであり、その経営方針により、都市計画に
より、インフラ整備、教育施設、病院に建設、経済の近代化等々、
大和ホテルに代表される高度の建設技術を駆使して、ホテル、病院、
幼稚園から大学に至るまでの先進的教育施設、制度、教員養成まで
内地より力を入れていた感じがします。
日本のとてつもない予算（1/４くらいか）と資本投下によって作られた
満洲国、満鉄も、終戦のドサクサに乗じたロシヤ参戦により砂楼の
幻の如く終焉し消え去ったのである。
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与謝野晶子、松岡洋右、林芙美子、二葉亭四迷、後藤新平、森鴎外
ベルリンオリンピック出場選手団、榎本武揚 、正宗白鳥、福島安正
黒田清隆、白鳥庫吉、杉村楚人冠、杉原千畝 ：命のビザのユダヤ人達、
革命、動乱で下野・遊学した中国人、その他、戦後、活躍した為政者、、
経済、文化、芸能関係方面の著名人。。。
シベリヤ鉄道を利用して、欧羅巴へ利用した過去の有名人ですが、
今は、中国人や後進国？の出稼ぎ労働者が、利用しているのであろう。
大正、昭和の時期、大連上陸してアジア號で哈爾濱までいく方が、
時間を短縮できるが、最短で１５日〜２０日間位、日数が必要と
推測します。
小生には、とても参加できない旅程ですので、誰か、暇、金の
余裕のあり、健康で山岳部？所属の方、日本〜朝鮮〜満洲〜巴里まで
鉄道の旅、最新タブレット、スマートホンとJTBのカードをもって
挑戦されるのもいいと思います。
よって、ルートの現代版、詳細な紀行文を書いてもらいたいと思います。
満洲国内とベルリン〜パリ間のタイムテーブルは、当時の時刻表から
参考したが、シベリヤ鉄道は、当時の旅程の資料がないので、現在の
時刻表を可能な限り調べ列挙してあります。
日本〜満洲〜巴里へ旅行(昭和10年７月頃を過想定)
１日目 東京11:00（急行下関行）〜名古屋〜大阪〜神戸〜
３日目 姫路〜下関9:00 10:30(関釜連絡船)金剛丸〜
４日目 釜山600 8:15(朝鮮鉄道・奉天行)ー京城ー平壌ー
６日目 安東7:20 8:15(南満州鉄道・奉天行)〜奉天18:35
７日目 奉天13:50(特急あじあ)〜四平街〜新京〜哈爾濱21:30
８日目 哈爾濱10:30〜安達〜昂昂渓〜博克圖23:59〜
９日目 海拉爾〜満洲里10:55
10日目 満洲里8:26〜マチェフスカヤ〜14:20オトポール(ザバイカ
リスク(時差+6)〜0:27チタ(知多)(+6)〜10:21ウランウデ(+5)
〜18:48イルクーツク(+5)〜11:03クラスノヤルスク(+4)〜
22:19ノボシビルスク(+4)〜06:08オムスク(+3)〜
16:45エカテリンブルグ(+2)〜04:51キーロフ〜
16日目 17:58モスクワ（現在の時刻表による）
17日目 08:43モスクワ〜スモレンスク〜13:35オルシャ（-1)〜
16:06ミンスク19:58〜ブレスト20:33〜テレスポール(-2)〜
18日目 00:20ワルシャワ〜03:18ポズナン〜04:58ジェピン〜
05:24フランクフルト〜06:30ベルリン（現在の時刻表による）
19日目 21:42伯林(ベルリン)発22:08〜
20日目 21:37巴里着
�‐赦�10年、横浜〜マルセイユ間は、欧州航路で約30日-35日間
�∨�洲里〜モスクワ間、現在、中国機で、最短16時間15分
�Ｅ豕�・羽田〜巴里間、現在、全日空で、最短12時間05分
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◎南満洲鉄道火車停止站、一個場景。。。。。。
南満洲鐡道(株)
種類：半官半民の特殊国策会社
本社所在地：満州国大連→新京、
創設：1906年11月26日
事業内容：旅客鉄道事業、貨物鉄道事業他
代表者：歴代総裁（初代〜１７代）、、、
後藤新平、中村是公、野村龍太郎、国澤新兵衛、野村龍太郎
早川千吉郎、川村竹治、安広伴一郎、山本条太郎、仙石貢
内田康哉、林博太郎、松岡洋右、大村卓一、小日向直登、山崎元幹
資本金：2億円、1億円、政府の現物（鉄道施設とその付属物）
大正9年、4億4千万円、昭和8年、 8億円、昭和15年、14億円増資
（資本金１４億円は、今の価値で、１４兆円位？と推定）
主要株主：大日本帝国政府（50％）他
主要子会社：満州航空、華北交通、大連都市交通、昭和製鋼所、
鞍山製鉄所、撫順炭鉱、ヤマトホテル、興中公司、
北支那開発株式会社等々
南満洲鉄道、特急・あじあ號。。。
南満州鉄道が独自に開発・製造したパシナ型蒸気機関車の１２両のうち
２両が、中国遼寧省瀋陽市の博物館保存、当該機関車は、約８年間
運転営業され、“幻の超特急”弾丸列車”と呼ばれ、直径２メートルの
動輪６個で客車を牽引し、最高時速は、１３０キロを記録した。
大 連(Dàlián)(遼寧省)。。。。。。。。。。。。。。。。。。
1880年代に清朝が大連湾北岸に砲台を築き、都市が形成され始めた。
日清戦争後の1898年、三国干渉の代償として、清から関東州(大連、旅順)
を租借したロシアが、東清鉄道の終着駅を設けた。
旅順にある艦隊と要塞の物資を纏める為、また貿易の拠点として、港の
整備とパリをモデルにした都市づくりが始まった。
しかし、1904年に勃発した日露戦争により、同年5月末には、日本軍が
無血入城を果たし、戦後の1905年ポーツマス条約により日本に
租借権が譲渡された。
日本は、大連を貿易都市として発展させるため、関東都督府と南満州鉄道に
インフラの整備を続行、道路のアスファルト舗装、レンガなど不燃建築物が
立ち並ぶ町並みができあがる。
昭和初期には、現在の大連駅とその駅前一帯が整備され、旧市街がほぼ
現在の形になる。
また、埠頭・防波堤等の築港工事を進めたことから、1930年代には
大連港が満州国貿易総額の約75%を担う貿易港ともなった。
1945年、日ソ中立条約破棄によりソ連赤軍が対日参戦し大連を占拠した。
戦争終結後も、中ソ友好同盟条約に基づきソ連は、大連港を旅順港や
南満州鉄道と共に引き続き管理下においた。
このために、国共内戦下でも、国民党側の支配下に入ることはなかった。
中華人民共和国に返還されるのは、1951年のことである。
大連ヤマトホテル(現在、大連賓館)
大連は欧亜連絡鉄道と上海航路との接続点であり、日本から満州への
玄関口、満鉄が本社を置いた最重要拠点である。
満鉄の設立から間もない1907年(明治40年)、旧ダーリニーホテルを
改装して開業。
大連一の格式のホテルだったが、客室数が13室と小規模で宿泊客の
増加に対応できず、1909年(明治42年)、旧満鉄本社跡を改修して
客室36室を確保、さらに1911年(明治44年)には、社宅用建物2棟を
改装し客室8室を増設、合計58室とした。
1914年(大正3年)に大連中心部の大広場（現在、中山広場）前に新館が
移転開業した。
建設費90万円以上、完成まで4年を要したという、当時としては巨大な
ホテルで、客室数115室・収容人数175名を誇った。
建物の外観はイオニア式ジャイアント・オーダーが、8本並ぶ
ルネサンス様式、正面玄関には鉄製のキャノピーが設けられた。
欧米人の宿泊客を想定して館内設備は充実しており、蒸気暖房や
エレベーターも備えていた。
屋上には庭園が作られ、夏季には夜間営業を行う屋上レストラン
「ルーフガーデン」が設置された。
そのほか理髪所や洗濯部、車馬部（後の自動車部）などの
サービス部門が併設されていた。
大連の名所：連鎖街
舶来品は勿論、支那産の品でも大連は無税港で御座いますので、高率の
輸入税のかかる日本内地満洲國内各地より総てが安くなつて居ります。
舶来品及び満洲支那産品を持ち帰る際、自家用と認めれれればある程度
免税になるが・・・其邊の事情は連鎖街でお買い物をなさる店の者に
御相談ください。（大連の名所、連鎖街の２００軒、土産店あり）
大連の夜、繁華街
昭和の初め、港町大連の夜、ロシア人経営のキャバレー式ダンスホールは、
哈爾濱にもあったが、店名が、大連バー，第七天国，金星会館など１０数軒
営業しており、ロシア人楽手の演奏、ロシア美人ダンサーの踊りを鑑賞する。、
観光客は、札幌麦酒を飲みながら団欒、蓄音機からは、百楽唱片製の
レコードから流れる。”音楽高、発音清響”的な、李香蘭の”満洲姑娘”
”何日君再来”にあわせて、姑娘と社交ダンスをして楽しむ。。。
（旅行案内を参考＆作文）
大連の野球チーム、：都市対抗野球で三回優勝・・・
大連の野球の歴史は、日露戦争後、明治42年、大連港に停泊していた
アメリカ軍艦の乗組員チームと満鉄チームが試合をした事から始まった。
大連の野球は、次第に盛んになり、「大連実業団」「満州倶楽部」の
2チームが、強かった。
それぞれ、東京六大学出身の名選手で占められていたのである。
その結果、第1回大会から3大会連続で大連市代表が本大会を制した。
1939年(第13回大会)は、大陸戦線の悪化から2チームが出場を辞退したが
戦争終結までの間、満州勢はこれを除く全大会に出場し、優勝3回、
準優勝3回、の華々しい成績を残している。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
大連・日系企業進出数（四季報参照）；
1998年1,135社、2000年1,542社、2001年2,042社、2002年2,125社
日系企業雇用、業種；
大連市全体 22.3万人、日系企業10.4万人
生産業種；
機械、建設資材、電機、繊維、食品、物流、商社、金融
主な進出日系企業；
日本郵船、日本航空、全日空、三菱商事、三井物産、住友商事、
キャノン、コニカ、リョービ、岩谷産業、YKK、トステム、
小野田セメント、イトキン、一広タオル、オンワード樫山、
ヱスビー食品、三島食品、理研、マルハ、日清オイリオ、日通、
近鉄、山九、住友倉庫、日立物流、東京三菱UFJ、みずほコーポレート、
山口、損保ジャパン
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奉 天(Fèngtiān)(現在：瀋陽)(遼寧省)。。。。。。。。。。
中華民国と満洲国にかつて存在した、現在の瀋陽市に相当する都市。
かつて清朝の都として盛京、満州語でムクデンと呼ばれていた。
1644年北京に都を移すと陪都となり、1657年「奉天承運、皇帝詔曰」に
ちなんで奉天府が置かれた。
清朝が瓦解した後、1923年に張作霖が奉天市政公所を設置。
1928年12月29日、張学良の易幟により中華民国のものとなり
1929年、瀋陽市に改名されるが、1932年3月1日満州国の成立により
1945年に崩壊するまで再び奉天市となる。
奉天ヤマトホテル(現在、遼寧賓館)
奉天駅に、併設されたステーションホテルとして、1910年（明治43年）
10月1日に客室数12室で開業（1913年には19室、1922年には30室に増設）
1929年（昭和4年）5月10日、奉天大広場前に完成した客室数71室の新館が
営業を開始した。
内外装は、アール・デコ調のデザイン、外壁は、白色のタイル貼り仕上げ
客室は全室浴室付き、館内には、バー、ビリヤード室、理髪室など
長期滞在者向けの設備が設けられた。
当時は、最新かつ最高格式のホテルとして知られ、歴史の教科書に
名前が登場する著名人が、数多く投宿した。
南滿洲鐵道株式會社が、当該ホテル株主也。
(李香蘭の初舞台となる会場 3.31,2017)
1920年、奉天北部・北煙台(1937年〜撫順)で生まれた李香蘭、奉天は、
李香蘭が幼少時代を過ごした。
李香蘭が、デビュー前、奉天ヤマトホテルの舞台で、初めて人前で
”荒城の月”などを披露。
新 京(Xīnjīng)(現在：長春)(吉林省)。。。。。。。。。。
満洲国建国直後の1932年、長春に於いて建国式典及び清朝最後の
皇帝・愛新覚羅溥儀の満洲国執政就任式が執り行われた。
1933年、満洲国国務院は、満洲国の国都を長春に置き、新国家名称を
”新京”と命名し、新京特別市が誕生した。
新京は、大東亜戦争の終結まで、日本からの投資、及び満洲国政府、
新京市当局による大規模な国都建設事業が展開され、日本人移民を
含めた満洲各地からの移住者により繁栄し、人口も1932年の
約13万人から1936年に30万2千人、1940年に55万5千人、1942年時点で
65万5千人と増加の一途を辿り、1944年には86万3千人を擁する、奉天、
哈爾濱に次ぐ、満洲国第３位の大都市に発展した。
1945年、日ソ中立条約を一方的に破棄したソビエト連邦による
満洲侵攻と日本の太平洋戦争敗戦により、8月18日に満洲国皇帝・溥儀が
退位して満洲国は滅亡し、新京は8月20日に赤軍（ソビエト連邦軍）に
占領され軍政下に置かれた。
同時に旧称の長春に改称されて現在に至っている。
長春ヤマトホテル(現在、春誼賓館旧館)
1909年(明治42年)、ロシア(東清鉄道)、清国高官との交渉の場に
利用すべく、南満州鉄道と東清鉄道との接続点だった長春駅前に
新築された。建設工事中に、長春倶楽部の建物を利用した10室で開業し
建物竣工後の1910年(明治43年)に本格営業を開始した。
建物の内外装はアール・ヌーヴォー（セセッション）様式で装飾された。
東清鉄道が,、本拠地ハルビンにアール・ヌーヴォー様式の建物を
多数建てており、これに対抗したものと推定される。
客室数は25室。満州国の成立後は新京ヤマトホテルに改称している。
哈爾濱(Hā'ěrbīn)(黒竜江省)。。。。。。。。。.
満洲事変により、満洲国が建国されると、1933年に哈爾賓特別市が成立
東省特別区市政管理局の管轄とされた。
1937年に、浜江省管轄の普通市に改編されるなどの行政改編が
行われながらも、満洲地区からロシア・ヨーロッパ方面への鉄道輸送の
要衝として発展し、1940年に実施された国勢調査では人口60万5千人に
達する。
満洲国が崩壊し、国共内戦の結果、中国共産党が1946年に、哈爾濱の
支配権を獲得すると直ちにハルビン特別市政府を設立、1948年には
省轄市に改称し松江省省政府が設置された。
1954年、松江省と黒竜江省の合併により黒龍江省に移管され
省人民政府が設置され現在に至っている。
哈爾濱ヤマトホテル(現在、龍門大厦貴賓楼)
1903年(明治36年)哈爾濱駅前に東清鉄道ホテルとして建てられた。
日露戦争が、勃発するとロシア軍の野戦病院や軍司令部として使用され
終戦後は、ロシア軍将校クラブ、中東鉄路理事会館として使用された。
1935年、北満鉄路買収により満鉄の所有となり、1937年（昭和12年）
客室数56室（浴室付き45室）のホテルとして開業した。
大東亜戦争後は、哈爾濱軍事工程学院、鉄路医院を経て、1968年より
哈爾濱鉄路局招待所として使用されたが、1996年に哈爾濱鉄路局が
経営するホテル龍門大厦1に買収され龍門大厦貴賓楼として営業中。
伊藤博文が、暗殺された哈爾濱駅。。。。。。。。。。
1899年、松花江駅として開業、1903年に、駅名を”哈爾濱”に改称する。
1909年10月26日、ロシヤ蔵相と非公式会談で、同駅に降り立った
侯爵・伊藤博文がロシヤと朝鮮のテロリストに狙撃され
暗殺される事件が発生した。
伊藤は、明治国家の建設に邁進し、朝鮮に近代文明の繁栄を築こうと
心血を注いだ伊藤にとって、テロリズムは痴戯に過ぎないと思われた
のではないか。
朝鮮のよき理解者であった伊藤は、テロで暗殺されたが、存命ならば
また違ったその後の朝鮮・中国の歴史になっていただろう。
伊藤博文略歴。。。
長州藩主〜松下村塾〜イギリス留学〜明治維新〜初代内閣総理大臣
日清戦争戦後処理〜日露戦争戦後処理〜朝鮮統監〜暗殺。
満洲里(Mănzhōulĭ)(内モンゴル自治区)。。。。。。
1896年の露清同盟密約（中俄密約）を根拠に、シベリア鉄道と接続する
東清鉄道が建設され、清国側の最初の駅が”満州里”駅と命名された。
1905年、日本清国間の満洲善後条約により満洲里は、貿易都市となり
都市規模が飛躍的に拡大した。
1908年、満洲里海関が設立され、中国とロシヤへの国境入出の税関となる。
1932年、満州国政権下で、興安総省に含まれ、1936年より興安北省に編入。
1943年には、興安総省の管轄に戻る。
1945年、大東亜戦争後、興安北省長エルヘムバトによって、フルンボイル
地方自治政府が発足し管轄となる。
オトポール事件、樋口季一郎:ヒグチルート
1938年(昭和１３年)、満洲の満州里駅の対岸に位置するソ連領
オトポール(現在、サバイカリスク)に、ドイツで迫害を受けた
ユダヤ難民、18人が、押し寄せました。
ソ連は、ユダヤ難民の受け入れを拒否、難民は、満州国への入国を希望す。
満州国は、日本とドイツの関係を気にして入国ビザの発給を拒否する。
この時期、樋口季一郎少将・哈爾濱特務機関長は、ユダヤ協会と
交流があり、極東ユダヤ人協会の会長、アブラハム・カウフマンと親しく
していました。
カウフマンは、樋口に、難民の救済を訴えました。
樋口は、”人道上の問題””として、ユダヤ難民の受け入れを独断で決め
満州鉄道総裁の松岡洋右に特別列車の要請をする。
ユダヤ難民は、満洲里から哈爾濱駅に移送する。
ユダヤ難民たちは、哈爾濱の商工クラブや学校へと収容され、そこで
炊き出しを受けます。
カウフマンの息子であるテオドル・カウフマンはこのときの光景を
戦後、出版した著作の中で、樋口についてこう書き記しています。
「樋口は、世界でもっとも公正な人物の一人であり、ユダヤ人にとって
真の友人であったと考える」
杉原千畝の命のビザの話は、このオトポール事件の２年以上後です。
日本は、ドイツの反ユダヤ暴動をうけて五相会議で、ユダヤ人を
差別しないことを閣議決定していますが、オトポール事件は
それよりも前の出来事です。
この事件を契機に、ヨーロッパからのユダヤ難民を、いわゆる
”ヒグチルート”で、1938年〜1940年にかけて、満洲経由で
上海へ渡ったユダヤ人は、４０００人以上いたらしい。
樋口季一郎は、軍人として、この事件以外、アッツ島玉砕、キスカ島
無欠撤退作戦を指揮し 日本が無条件降伏した、1945年8月18日以降、
千島列島・占守島を死守防衛、樺太における対ソビエト軍への戦闘を
指揮した（終戦後です）。
そのため、極東国際軍事裁判に際し、スターリンは、樋口を「戦犯」に
指名した。
世界ユダヤ人会議は、いち早くこの動きを察知して、世界中のユダヤ人
コミュニティーを動かし、在欧米のユダヤ人金融家によるロビー活動も
始まり、世界的な規模で樋口救出運動が展開された結果、マッカーサーは
ソ連からの引き渡し要求を拒否、樋口の身柄を保護した。
知多（ロシヤ・シベリヤ州チタ）。。。。。
ロシア革命後、シベリア出兵によって派遣された日本軍が、1918年に
ロシヤ領・知多を占領した。
1920年には、再びロシア赤軍が制圧し、極東共和国に組み込まれた。
その後、極東共和国の首都は、ベルフネウジンスク(現ウラン・ウデ)から
チタに移された。
極東共和国は、1922年にロシアに併合された。
1945年以降のシベリア抑留によって、捕虜であった日本兵が
鉄道建設などに使役として酷使され多くの犠牲者が出た。
ノモンハン事件。。。。。
ノモンハン事件は、満州国とモンゴル間の国境が不明確であった事を
理由とする両軍の戦闘が、関東軍とモンゴル/ソビエト連邦軍が
武力衝突した事件です。
1939年(昭和14年)、日本とソ連が戦い、一旦両軍は引いて戦闘も
収束しましたが、ソ連軍は、航空機爆撃や陸上部隊による満州国領内への
侵入をおこなうなどして日本軍側との戦闘が再び激しくなった。
日本軍は、ソ連との戦闘を拡大させない方針でしたので、日本軍は
モンゴルの国境を越えて攻撃することを禁じられていました。
しかし、現地の関東軍は、日本指導部の命令遵守しなかったようです。
関東軍が攻勢をかける時期やソ連側が攻勢をかける時期を経て
両軍の武力衝突も双方とも多くの犠牲者が出る結果となります。
日本軍側の死亡者・行方不明者が加わると８７００人以上程、ソ連側の
死亡者数は行方不明者も含めると９７００人程になった。
この戦闘についてはソ連の戦車、戦闘機を多数使用した攻撃によって
日本軍側は惨敗したという説と、事実は隠されていただけで実際のところ
ソ連側の被害は、非常に大きかったと云われています。
”””””””””””””””””””””””””””””””””
満洲国・満鉄・満映、関係歴史年表
1842 アヘン戦争終結、南京条約締結し香港をイギリスに割譲
1851 太平天国樹立（太平天国の乱）
1856 広東でアロー号事件（フランス・イギリスが出兵） 4
1857 英仏連合軍、広東を占領
1858 米・英・仏などと天津条約締結、英仏連合軍北京占領
1860 北京条約。清の半植民地化が深まる
1864 湘軍、南京占領、太平天国滅亡
(明治)
1884 清仏戦争：インドシナの支配権をめぐって清、フランス軍衝突
1885 清とフランス、天津条約締結。清仏戦争終わる
1894 朝鮮政府、清国に出兵を依頼、日本も出兵を日清両軍対立
豊島沖で日清が海戦、日本、朝鮮をめぐって清国に宣戦布告
日清戦争始まる
1895 下関条約調印。日清戦争終結、三国干渉：ドイツ、ロシア、フランスが
日本に 対し遼東半島の清国への返還を勧告）
1896 ロシア、旅順・大連湾の租借権、南満州鉄道敷設権などを獲得、
ロシア、東清鉄道の敷設権獲得、日本の攻撃に対する相互援助協定
1898 戊戌の政変、西太后、 光緒帝を幽閉、実権を握る
1899 山東省で義和団蜂起
1900 義和団、北京の列国公使館包囲、清朝、連合国に宣戦布告、
連合軍北京に入城、西太后西安に逃亡、義和団鎮圧、
ロシア、満州占領地域の独占的権益を得る協定を締結
1902 西安より西太后・光緒帝、北京に戻る
1903 ロシア、奉天占領
1904 日本、ロシアに宣戦布告。日露戦争始まる、日韓議定書調印
日本軍、大連、料遼陽占領
1905 日本軍、旅順占領、日本軍、奉天占領、 日本海海戦
日露講和条約調印、日露戦争終結、日清、満州に関する条約
（ロシアから遼東半島御租借権、東清鐡道南部支線：長春〜大連、
撫順炭鉱の経営権などを譲渡される）
1906 大連自由港を宣言、 南満州鉄道株式会社（満鉄）設立
1907 満鉄業務開始。本社を大連に移す、満州に東三省総督を設置、
満鉄調査部設置、大連市内に電力・電灯の供給開始
満鉄付属 地を直接行政
1908 光緒帝、西太后没、溥儀宣統帝即位、大連ヤマトホテル開業
大連〜新京間、週２回、欧亜急行列車運転開始
1909 満鉄付属地内の中国人教育開始、満州独立守備隊編成
伊藤博文、哈爾濱でロシヤ人により暗殺される
1910 韓国併合に関する日韓条約調印（日本、韓国を併合）
新京ヤマトホテル新館開業、奉天駅新築開業
1911 日本と清国、間島に関する協約、満州５案件に関する協約
（撫順煙台採掘権日本に付与 ）を調印、辛亥革命起こる
中国人医師養成の満鉄医学堂（満洲医科大学）開校
(大正)
1912 中華民国南京臨時政府成、孫文が臨時大総統に就任
宣統帝溥儀退位、清朝滅亡、”中華民国元年”と改められた
袁世凱、中華民国臨時大総統に就任
欧亜国際連絡列車：釜山〜新京（アジア〜欧羅巴）運用開始
1913 孫文討袁、広東の独立失敗、孫文らは台湾 へ亡命
中華民国大総統に袁世凱が正式に就任
1914 大連図書館が竣工、第一次世界大戦始まる
日本軍、山東半島上陸、青島を占領、大連ヤマトホテル新装開業
1915 対華 21 カ条要求に対し、日貨排斥運動起きる、袁世凱、帝位を受ける
1916 袁世凱没、黎元洪、大総統代理に就任
1917 中華民国、ドイツとの国交断絶、ロシア二月、ロマノフ王朝滅亡
安徽、河南、奉天、山西、陜西、浙江。福建各省軍閥が独立宣言
安徽督軍張勳、紫 禁城で清朝復辟を宣言、段祺瑞、紫禁城攻略・
朝鮮鉄道、満鉄に経営を委託、馮国璋、大統領就任、孫文、広東
軍政府を樹立し大元帥に就任、ロシア十月革命、ソビエト政府樹立
奉天に南満中学堂（中国人用）開校
撫順炭鉱爆発事故、日本人２７人、中国人９００人死亡
1918 シベリア出兵(18年〜22年迄)、連合国(日本・英国・美国・仏国等)が
「革命軍によって囚われたチェコ軍団を救出する」という大義名分で
シベリアに出兵、第一次大戦終る
1919 関東庁、関東軍司令部設置、五・四運動：対華 21 カ条要求のパリ
講和会議抗議し北京学生の示威運動、寛城子で日中両軍衝突。
孫文、中華革命党を中国国民党に改組。
1920 国際連盟発足。奉天高等女学校開設、日本後援の安徽派と英米後援の
直隷派間で戦争始まる、安徽派敗れる、孫文、広東新政府を成立
非常大総統に就任、上海で中国共産党創立
ハルピン、日露協会学校（哈爾濱学院）開業、杉原千畝も学ぶ、
李香蘭(山口淑子)奉天・北煙台で生まれる（父は、日露戦争後，渡満、
満鉄に入社、撫順炭鉱に勤務）
1922 孫文、北伐を宣言、満州医科大学設立、第一次北伐を開始
張作霖の奉天軍、呉佩孚らの直隷軍と開戦（第一次奉直戦争）
張作霖、東三省：満州の独立を宣言、満州銀行設立
孫文、上海に逃れ北伐失敗、ソ連邦成立
1923 中国革命をソ連が支援、孫文・ヨッフェ共同宣言、孫文、第三次
広東政府、国民党改組宣言：連ソ・容共・扶助工農政策採択
1924 国民党：第一次国共合作、 第二次奉直戦争、孫文、第二次北伐宣言
馮玉祥、溥儀の紫禁城追放を命令、張作霖・馮玉祥に推され段祺瑞
臨時執政となる、溥儀、日本大使館に避難
満洲教育専門学校開校
(昭和)
1925 日ソ基本条約調印（日ソ国交樹立）、孫文、北京で没、
広東国民政府樹立(汪兆銘・蒋介石 等16人合議制）
1926 広東で国民党第二全大会：蒋介石、汪兆銘らが実権把握
張作霖 東三省の独立宣言、中山艦事件：蒋介石、広州を封鎖，軍内の
周恩来など共産党員を逮捕）、蒋介石、国民革命軍総司令に就任
北伐を開始、北伐軍、武漢、南昌占領、張作霖、安国軍総司令に就任
1927 東三省政府、日貨流通を禁止、武漢国民政府樹立（汪兆銘）国民革軍、
南京占領。英国、美国軍艦が南京砲撃（南京事件）蒋介石、上海で
反共産党攻撃、蒋介石、南京政府を樹立、共産党排撃を宣言
張作霖、北京に軍事政府樹立。大元帥に就任、中共軍、南昌に蜂起、
武漢政府 南京政府に合流、 第二次北伐開始、済南事件（山東出兵の
日本軍と北伐軍衝突）、奉天に関東軍 の移動、 張作霖爆殺事件
北伐軍北京に入城、張学良、山東省保安総司令官に就任
蒋介石、国民政府主席に就任、張学良、国民政府に合流
第一回都市対抗野球で満洲倶楽部が優勝する
1929 世界恐慌始まる、 蒋介石、第一次共産軍討伐、張学良と木村満鉄理事、
中国鉄道の満鉄包囲網形成問題について会談
奉天ヤマトホテル開業、大連連鎖商店街（Shop-Center）開業
1930 大連甘井石炭埠頭完成
1931 汪兆銘ら広東に国民政府を樹立、北満密偵中の中村大尉殺害される
万宝山事件、関東軍、奉天郊外柳条湖の満鉄線路を爆破、
関東軍これを理由に総攻撃を始める（満州事変）関東軍、奉天城占領
天津で日中両軍激突、溥儀天津を脱出、関東軍、チチハル占領
中華ソビエト政府樹立
1932 蒋介石、汪兆銘による新国民政府樹立、関東軍、錦州占領、
上海事変勃発（日本海軍 の陸戦隊と中国軍が衝突）
関東軍ハルビン占領、満州国建国宣言、溥儀、 満州国執政に就任
中華ソビエト政府、日本に宣戦布告、上海から日中両軍撤退、
五・一五事件（海軍青年将校らが犬養首相を暗殺）
満州国、貨幣法公布、満州中央銀行、大同学院を設立
日満議定書調印（満州国を正式承認）満州国に日本大使館開設
撫順炭鉱で匪賊の襲撃、日本軍匪賊討伐：平頂山事件に発展
1933 山海関で日中軍衝突、占領、満州国有鉄道経営を満鉄に委託
関東軍、熱河省への進攻作戦開始、承徳占領、国際連盟脱退を通告
奉天ヤマトホテルで、ポドレソフのリサイタルの前座として、
李香蘭が着物姿で「荒城の月」など4曲を歌い歌手デビューす
釜山〜奉天間、急行列車運転開始
1934 溥儀、満州国皇帝となる、ローマ法皇庁、満州国を承認
満鉄、特急・あじあ号運転（新京〜大連）
中国人教育のため奉天鉄路学院を開校
1935 日満関税協定成立、蒋介石・汪兆銘連名による排日運動厳禁を訓令
ソ連の北満鉄（長春〜満州里等）買収、梅津・何応欽協定成立
土肥原・秦徳純協定：チチハルの中国軍撤退、汪兆銘、狙撃される
あじあ号運転：大連〜新京から哈爾濱まで延長運転される
1936 二・二六事件、満ソ国境長子で日ソ軍衝突、満州国開拓移民20年で
100万戸 500 万人計画策定、満州国産業開発五カ年計画案決定
張学良、蒋介石軟禁（西安事件）周恩来、宗子文らの調停により
蒋介石釈放、哈爾濱交響楽団発足
1937 満州国、刑法公布、為替管理令、盧溝橋で日中両軍衝突(盧溝橋事件）
第二次上海事変、日中全面戦争（支那事変）、満州拓殖公社成立
第二次国共合作成立、イタリア満州国承認、日満郵政業務一元化
ドイツ、満州国を正式承認）日ソ国境紛争起きる
新京に満洲映画社が発足
1838 李香蘭、満洲映画社に入社、オトポール事件（満洲に逃げてきた
ユダヤ人を満洲里で樋口季一郎が、救助、他国に亡命させる
奉天に鐵道技術養成所を開設
満映、李香蘭主演作の上映、蜜月快車、富貴春夢、 冤魂復仇
1939 ノモンハン事件勃発：満蒙国境で関東軍とモンゴル・ソ連軍が武力衝突
第二次世界大戦勃発、満州開拓政策基本要綱決定
満映、李香蘭主演映画の上映、白蘭の歌(大陸三部作��)、東遊記
1940 米穀切符制、国土計画要綱決定、物価物資統制法公布、第一回国勢調査
満州の人口は 4322万3954人）
リスト二ヤ杉原駐在外交官の手配で、ユダヤ人がシベリヤ鉄道で
満洲に逃れ、哈爾濱学院関係者が救助に協力
満映、李香蘭主演映画の上映、支那の夜(大陸三部作�◆法�孫悟空
熱砂の誓ひ(大陸三部作��)
1941 満州ー日本間の直航空路開始、 日ソ中立条約調印、ハワイ真珠湾攻撃
太平洋戦争始まる、国民政府、日本に宣戦布告
新京,満州国軍軍官学校創設,ゾルゲ事件,嘱託・尾崎秀実逮捕
満映、李香蘭主演映画の上映、鉄血慧心、君と僕、蘇州の夜
1942 繊維製品配給消費統制規則公布、 満鉄調査部事件
豊満ダム発電開始(1934年着工、松花江を塞き止めた堤防は
幅1080m・高さ90mで、当時、アジアで最も高いダムであった)
満映、李香蘭主演映画の上映、迎春花、黄河
1943 東條首相、南京、上海訪問、汪兆銘と会談、日本・汪兆銘政権
との間に日華共同宣言、汪兆銘政権、米英両国に宣戦布告、
満鉄本社、新京に移転、満洲国主催、第一回アジア大会開催
満映、李香蘭主演映画の上映、戦ひの街、サヨンの鐘、
誓いの合唱、私の鶯(哈爾濱を舞台)、萬世流芳
1944 電力経済法制要綱決定される、鞍山、奉天、大連にＢ29 初来襲
特急列車の運転休止、 満映、李香蘭主演映画の上映
（最終作）野戦軍楽隊
1945 ドイツ無条件降伏、ソ連国境より侵入開始、関東軍司令部、通化に
移転、中央政府、大栗子に移転、日本無条件降伏、約１５５万人の
在留邦人が満洲、関東州に残される、皇帝溥儀の退位式を行い
満州国は消滅、溥儀、 日本へ亡命途中、ソ連軍に抑留される
ソ連軍、旅順・大連を占領、ソ連軍、満州占領、
国民政府軍、上海、南京に入城、GHQ の命令により満鉄閉鎖
満州映画協会第２代甘粕理事長、服毒自殺(54歳)、新京で行われた
葬儀には、日満の友人三千人が参加し葬列は、1キロを越えたという
ソ連軍によるシベリヤに強制移動(約57〜70万人、5.5万人死亡)
大光明大戯院(上海)で、李香蘭リサイタル、夜来香等歌う
1846 満洲から邦人引き揚げ開始、新京の国共内戦で満州国軍軍官学校の
生徒が参戦、邦人のシベリヤ抑留者の日本への生還は、終戦後
１９５６年まで、１１年間もかかったのである。。。。。
李香蘭、引揚船乗船時、中華民国の女性出入国管理官に李香蘭と
見破られ、再度収容所に召喚、1ヶ月後、釈放、李香蘭が乗船
船が離港時、上海ラジオの放送局から聞こえてきたのは、
奇しくも、本人自身が歌っていた「夜来香」だった。。。。。
主参考文献・資料、１０選
写真で行く満洲鉄道の旅 高木宏之 潮書房光人社
「満鉄」という鉄道会社 佐藤皇之 交通新聞社
満洲帝国、満鉄・満映・関東軍の謎と真実 江澤隆志 洋泉社
満洲帝国の真実 高橋伸之 KKベストセラーズ
周恩来「十九歳の東京日記」矢吹晋編、鈴木博訳 小学館文庫
観光コースでない満州 小林慶二 高文研
満洲文化物語 喜多由浩 集広舎
徹底ガイド、大連・旅順・瀋陽・丹東・本渓 ラテラ インターN
満洲支部汽車時間表（昭和15年版）ジャパン・ツーリスト・ビューロー
朝鮮列車時刻表（昭和13年版） 朝鮮総督府鐡道局
附属参考文献、３０選。。。。。
近世支那興亡一百年 本山桂川 実業之日本社 昭和１１年
友邦支那 永持徳一 明善社 昭和１３年
支那百科事典 東亜調査部 実業之世界社 昭和１５年
満州・支那 米倉二郎 白揚社 昭和１８年
支那国民性と経済精神 大谷孝太郎 同文館出版 昭和１８年
中国の命運 蔣中正 上海改造日報館 民国３５年
孫文傳 鈴江言一 岩波書店 昭和２５年
蔣介石 董顯光 日本外政学会 昭和３１年
中国の中の日本 蔣介石 毎日新聞社 昭和３２年
三民主義研究 前田幸太郎 同文館出版 昭和３６年
周恩来 梨本祐平 頸草書房 昭和４２年
孫文先生対日言論選書 国父百年誕生編纂 民国５４年
周恩来 許芥�─ ‥畊晶餘 � 昭和４６年
シナ民族性の解明 池田政之輔 内外事情研究所 昭和４６年
蔣総統と天皇制 張桂芳 文和印刷公司 民国６０年
周恩来 許芥�─ ‥畊晶餘 � 昭和４６年
孫文・中国の国父 チフピンスキー 刀江書店 昭和４７年
西安事件 ＪＭバートラム 太平出版社 昭和４８年
国共合作 波多野禅大 中公新書 昭和４８年
中国革命の転機 ＪＭバートラム 未来社 昭和４９年
周恩来 李天民 時事通信社 昭和４９年
台湾人四百年史 史 明 新泉社 昭和４９年
周恩来評伝 司馬長風 太平出版社 昭和５０年
孫文から尾崎秀美へ 中村新太郎 日中出版 昭和５０年
蔣介石秘録１〜１４ サンケイ新聞社 昭和５０年
西安事変 長野広生 三一書房 昭和５０年
毛沢東万歳と万砕 佐藤慎一郎 大湊書房 昭和５４年
張学良 ＮＨＫ 角川書店 平成７年
張学良 傳虹霖 連合出版 平成７年
張学良 西村成雄 岩波書店 平成８年
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