猛虎過江 | 身延山の枝垂れ桜～”吉野の桜”へ。。。

2018.04.01 Sunday

身延山の枝垂れ桜～”吉野の桜”へ。。。

昨日、久しぶりに身延山の参拝、少し寒かったが、満開の枝垂れ桜、
花弁が風に舞い、のどかでまったりとした風景が心地よかったです。
今の時期、小生の住んでいる近くの川沿い、道沿いにも、行政の補助金で
植えられた若い年齢の桜が咲いているが、山の中腹の雑木林のところに
生い茂る、昔からある”やま桜”が好きです。

石段を上り詰めると、左側に鎮座する身延山の五重塔と桜、、、、、、

３月中旬、奈良から伊勢に行く途中、”吉野の桜””というフレーズが気になり
吉野山のちかくで、休憩しましたが、桜が確か、あまり咲いてなく、少し
気になっていました。
吉野の桜を検索していると、太平洋の軌跡という動画に遭遇しました。

2011年2月11日作品、主演、竹野内豊, Sean McGowan, 井上真央,
唐沢寿明, 阿部サダヲ,山田孝之, 中嶋朋子, 岡田義徳等。

此処で歌われている”歩兵の本領””の一番目の歌詞に吉野が登場します。

万朶の桜か襟の色
花は吉野に嵐吹く
大和男子と生まれなば
散兵戦の花と散れ

尺余の銃は武器ならず
寸余の剣何かせん
知らずやここに二千年
鍛えきたえし武士の魂

軍旗まもる聯隊は
すべてその数二十万
八十余ヶ所にたむろして
武装は解かじ夢にだも

千里東西波越えて
我に仇なす国あらば
横須賀出でん輸送船
しばい守れや海の人

敵地に一歩我れ踏めば
軍の主兵はここにあり
軍の主兵はここにあり
騎兵砲兵任につけ

アルプス山を踏破せし
歴史は古く雪白し
奉天戦の活動は
日本歩兵の粋と知れ
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

１９１１（明治44）年、日本帝国陸軍の”歩兵科の歌”、１０番まであり
歌の歌詞をじっくり分析すると、昔の軍人がどういう気持ちで戦場で
戦っていたか少し理解できます。

一番の歌詞を、少し解説すると、”万朶の桜か襟の色”は、日本陸軍では
兵科ごとに色が決っており、歩兵は、緋、砲兵は、黄、騎兵は、緑で、
兵科色の襟章を付けて区別していました。
歩兵の襟章の色は、緋色から「万朶の桜」。
万朶は「万の花」のこと。
緋色は深紅色、八重桜の色。。。。
花は吉野に嵐吹く
奈良県吉野山は、平安時代から知られる桜の名所、桜とゐへば、吉野を
意味するくらい有名です。

”歩兵の本領”のもと歌となった”アムール川の流血や”
アムール川、コサック兵、の歌詞など、日露戦争を思い出しますが
音楽のテンポがいいし、勇気と希望をくれます。。。

アムール川の　流血や
氷りて恨(うらみ)　結びけん
二十世紀の　東洋は
怪雲(かいうん)空に　はびこりつ

コサック兵の　剣戟や
怒りて光　散らしけん
二十世紀の　東洋は
荒浪海に　立ちさわぐ

満清(まんしん)既に　力尽き
末は魯縞(ろこう)も　穿(うが)ち得で
仰ぐは独り　日東の
名も香んばしき　秋津洲(あきつしま)

桜の匂い　衰えて
皮相の風の　吹きすさび
清き流れを　汚しつつ
沈滞ここに　幾春秋

向ケ岡の　健男児
虚声偽涙(きょせいぎるい)を　外(よそ)にして
照る日の影を　仰ぎつつ
自治寮たてて　十一年

世紀新たに　来れども
北京の空は　山嵐
さらば兜の　緒をしめて
自治の本領　あらわさん

このメロディーをもとに、歌詞をアレンジして応援歌や左翼の皆さんも
メーデーで聴け万国の労働者を歌っていました。。。

甲子園球場でこの歌を声高々に歌ってほしいですな。

聞け万国の労働者～メーデー参加して是非、盛り上げてもらいたいです。

１　聞け　万国の労働者
　　とどろきわたるメーデーの
　　示威者（じいしゃ）に起こる足どりと
　　未来をつぐる鬨（とき）の声
２　汝の部署を放棄せよ
　　汝の価値に目醒むべし
　　全一日の休業は
　　社会の虚偽をうつものぞ
３　永き搾取に悩みたる
　　無産の民よ　決起せよ
　　今や二十四時間の
　　階級戦は来りたり
４　起て労働者　奮い起て
　　奪い去られし生産を
　　正義の手もと　取り返せ
　　彼らの力何物ぞ
５　われらが歩武の先頭に
　　掲げられたる赤旗を
　　守れ　メーデー労働者
　　守れ　メーデー労働者

””””””””””””””””””””””””””””””””

広島へ葬儀で車で、久しぶりに長距離運転し、腰が少し痛いので
病院に行ってきて、安静すればいいが、百姓も少しずつ始動してます。
ジャガイモは、先日、去年より少し多く植え付けしました。
寮歌、軍歌、応援歌、たまに酒が入ればうたうこともあります、
阪神の皆さんも、日々精進して、隙あらば、問答無用で、敵を打ち負かせ
という感じで、讀賣を打倒してほしいです。
限界集落に住む、にわか百姓が、精魂込めて耕した農地に、何の挨拶もなく
侵入する猿，猪、泊、鹿、他猛禽類と時たま遭遇すると、その都度、
一撃をくらわして、農産物を死守しています。

了