猛虎過江

2017.07.18 Tuesday

佛国歌" La Marseillaise"雑感

フランス国歌(ラ・マルセイエーズ)

大昔、レコードプレイヤーを購入した時、何かの付録か定かではないが
赤いソノシート（Sonosheet)に、このラ・マルセイエーズが録音されており
訊いていた覚えがあります。
（ソノシート：1958年（昭和33年）にフランスのS.A.I.P.という
メーカーで開発された、きわめて薄いレコード盤である）

フランスの国歌斉唱の時、場内アナンスで、小生には”ナマステ”と
聞こえるが、この言葉は、何語なのか不思議に思っていました。
ナマステ (サンスクリット語: नमस्ते, namaste) は、インドやネパールで
交わされる挨拶（別れの時も）言葉で、大変便利な言葉です。
南無阿弥陀仏の南無を行う、という意味らしいが、手を合わせ、軽く
会釈しておこなわれる。。。。

映画”カサブランカ”(米国が第二次大戦に参戦した翌年の1942年に製作)
店内でドイツの愛国歌「ラインの守り」を歌うドイツ軍士官たちに
憤慨したラズロが、バンドにフランスの国歌である「ラ・マルセイエーズ」を
演奏させこれに対抗し、その後店内の全ての客が起立した上で「ラ・マルセイエーズ」を歌う印象的な映画であった。。。。。

フランス国歌は、フランス革命のときの革命歌で、マルセイユの
連盟兵（義勇兵）が歌っていたそうですが、勇気と希望を与え、
絶叫することができる、稔輝の入った素晴しい国歌です。。。

1.
いざ祖国の子らよ！
栄光の日は来たれり
暴君の血染めの旗が翻る
戦場に響き渡る獰猛な兵等の怒号
我等が妻子らの命を奪わんと迫り来たれり

＜リフレイン＞
武器を取るのだ、我が市民よ！
隊列を整えよ！
進め！進め！
敵の不浄なる血で耕地を染めあげよ！

2.
奴隷と反逆者の集団、謀議を図る王等
我等がために用意されし鉄の鎖
同士たるフランス人よ！
何たる侮辱か！何をかなさんや！
敵は我等を古き隷属に貶めんと企めり！

3.
何と、我が国を法で縛ろうというのか！
何と、金で雇われた傭兵共の集団で
我等の誇り高き戦士を打ち倒そうというのか！
我等を屈服せしめるくびきと鎖
我々の運命を支配せんとす下劣な暴君共よ！

4.
打ち震えるがいい、暴君共そして反逆者等よ
恥ずべき者共よ
打ち震えるがいい、恩知らずの企みは
報いを受ける最後を迎えよう
国民すべてがお前達を迎え撃つ兵士なり
たとえ我等の若き戦士が倒れようとも
大地が再び戦士等を生み出すだろう
戦いの準備は整った

5.
我等がフランス人よ、寛大なる戦士たちよ
攻撃を控えることも考えよ
我等に武器を向けた事を後悔した哀れな
犠牲者達は容赦してやるのだ
ただしあの残虐な暴君と
ブイエ将軍の共謀者等は別だ
冷酷にも母体を引き裂いて生まれ出でし
暴虐な虎共には容赦無用なり！

6.
復仇を導き支えるのは神聖なる愛国心なり
自由よ、愛しき自由よ
汝を守る者と共にいざ戦わん
御旗の下、勝利は我々の手に
敵は苦しみの中、我々の勝利と栄光を
目の当たりにするだろう

7.
我々は進み行く　先人達の地へ
彼等の亡骸と美徳が残る地へ
延命は本意にあらず
願わくは彼等と棺を共にせん
取らずや先人の仇、さもなくば後を追わん
これぞ我々の崇高なる誇りなり

夕方、大きな雷鳴のあと、屋根の瓦、トタン板、スレート屋根を
大粒の雨が、激しく叩く音に誘われて、外に出てみると”恵みの雨”に
感謝と共に、何か言い知れぬ緊張した雰囲気が感じられました。

日本国・国歌も、勇気と希望を与えてくれる？が、小生は、
サッカーなどの国際戦の時、”宇宙戦艦ヤマト”を
準国歌として、サッカーの時だけ、声高々に、歌えれば
いいかもしれません。
ADD,、、日本の自衛隊が、PKOなどで護衛艦が出航するときなどは、
宇宙戦艦ヤマトを演奏することがあります。必ず、無事で帰還する
フレーズがいいのであろう、、、

フランス国歌関連で、最初の部分にカバーされた名曲。。

最後は、小生の大好きなフランス映画"幸せはパリで"...

最後の場面、TWA(現/American航空)に、二人が合流出来て、夜の空港を
Paris行のAircraftが、飛び立っていくシーンは、とてもいいし、
カエルの人形が、意味有でいい感じでしたよ。。。。。

了

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