猛虎過江

2014.06.14 Saturday

稲子川をせぐ（アマゴ掴み取り）

明日（６月１５日）”梅の里稲子祭り”が稲子のユートリオで
開催されます。
我々、芝川漁協・稲子支部の組合員は、祭りのメインイベントの
”あまごの掴み取り”の会場準備で、９時に現地集合する。
掴み取りのイベント実行の為の準備作業に長靴、監視員の帽子に
作業着姿で、組合員、６名参加してくれた。

○摑み取り会場準備作業

１）稲子川の本川をせいで、掴み取りの箇所を整備
２）会場入り口に、受付用の本部テントの設営
３）アマゴのアラ除去、竹串で刺す場所整備
４）アマゴを焼く為のＵ－字溝（１０ケ）設置
５）本部、現場に、掴み取りの楯看板設置
６）アマゴのあら除去の洗い水、現場への引き込み作業
７）アマゴの掴み取りに必要な備品類等、搬入

稲子川をせぐ（本川を日干ししてしまう）大仕事を、組合員が人力で
石積みして、流れを止めるなどという事は、大変の為、ミニユンボで
約２時間かけて石を積み上げ流れを止めてもらいました。
本川がせがれると、残っていた魚が、うようよして泳いでいるので
観察してみる。
あまご（山女魚！）、ハヤ、カジカ、アユなど、確認できました。
台風で、何回も増水し、大きな石や、深み、魚の餌となる川藻など
流されて、とても魚がすめる河川環境ではなかった稲子川ですが、
徐々に、魚の住める河川の環境に復元しつつあることを実感する。
組合員も、子供に戻ったように、浅瀬で逃げ惑う魚と遊んでいました。
我々が、小さいころ、川をせいで遊んだ記憶が思い出される。

川せぎが終了し、我々、組合員は、掴み取りをするゾーン（区域）を、
区分する為、石を運んで積んだり、魚が逃げないように網を設置し
気が済むまで、会場を整備する。
小学生以下、小学生のみの掴み取りゾーンを約１時間で終える。

次に、６畳のテントを素早く設置し、最後は、幅２０Ｃｍの
重たいＵ－字溝を二人係で移動して、河原の左岸の平地に、１０個、
水平をだして一列に並べる（Ｌ＝１０ｍ位）
会場の主な作業が終わり、安内看板を６か所、それぞれ設置し
後は、備品類を軽トラで搬入して作業が終了する。
ここまで、５時間くらいかかりました。
一人では、とてもできない今回の作業、組合員が、６名
仕事を休んだり、遣り繰りをして作業してくれたこと
本当に、裏方の奉仕がなければ、祭りなどできません。
祭り本番は、また組合員総出で、何とかなるでしょう。
昨年より、作業の段取りがスムーズに行ったようです。
稲子支部長（私）は、万難を排して参加してくれた
支部の組合員の諸兄、各位に感謝す。

小生は、本日は、百姓をしなければならなく、こんな事を
している場合ではないが、奉仕作業を終えて、すぐに梅の下を、
刈らなければなりません。
月曜日から、平日は、早朝と夕方に、大梅（白加賀、夏加）を
ガサガサと捥いで、今週中に形をつけなければなりません。
梅の里という、祭りの”冠”に恥ずかしくないよう今年も、梅を楽しく
捥ぎたいなどと思っています。
明日の梅まつりは、多分、天気もよく、きっと多くの子供たちが
アマゴの摑み取りを楽しんでもらえると思います。

了

不肖：驫鍾馗 | 芝川観光非出資漁協(稲子) | comments(0) | -

稲子川をせぐ（アマゴ掴み取り）

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