猛虎過江

2013.08.18 Sunday

靖国参拝に対する中国、韓国の反応

８月１５日、政府の新藤財務相、稲田行革相、古屋公安委員長の
３閣僚が、靖国神社を参拝した。
中國は、木村中国大使を外務省呼びつけて、抗議の意を伝え、
わざわざ、空母までを動員し、日本に威圧を加えた。
一方韓国は、日本大使館前で、相変わらず旭日旗を燃やしたりと
定番通りの官製デモをしているのが報道されていました。
又、朴槿恵大統領は、光復節（日本の植民統治からの解放日）の
演説で、日本政府の妄言、歴史認識の歪曲！等、強い抗議はなく
日韓関係改善を求める遠回しの表現にトーンダウンした真面な
演説内容であった。

新藤総務相は、靖国参拝について”個人の心の自由の問題だ。
外交の場で取り上げられることが不思議で仕方ない”と語り
靖国神社問題で過剰反応を示すのは、中国と韓国だけだとし、
”中国、韓国以外の国から反応は聞いていない”と述べた。
至極真っ当な標準的日本人の感想と思われます。

最近の日韓関係は、李前大統領の竹島訪問、野党議員の
靖国強硬参拝未遂、慰安婦像前での無届けデモなど、
プロパガンダ的反日行動が相変わらず行われています。
韓国国内の経済の低迷に対し、韓国政府は、日韓スワップ協定の
延長を拒否してまで、日本との関係を中断して、中国へシフトして
いるようだが、果たして韓国が考えているほど中国は、
期待できるのかは疑問である。

朴大統領が、従来の慣例破りをして日本より先に、米国訪問に続き
６月、中国を国賓訪問した事は、日本より中国と友好関係を
深めたほうが得策と判断したようだ。
中国は、偉大な自己中心的主義！である中華思想の国です。
中国にしてみれば、かつての朝貢(属国)関係に戻るくらいの
感覚しかないだろう。
それから、朴大統領は、伊藤博文を暗殺したテロリスト安重根の
石碑を、ハルピン駅に設置せよと習近平に要請した。
朴大統領の父・朴正煕が生前に安重根を心酔していたようだが、
中国にとっては、韓国のテロリストなどどうでもいいことであり
彼女の陳腐なパーフォマンスにすぎない。

安重根(An Cyung-gun) 　　　　　　　(Wikipedia参考)
１９７９年、黄海道海州の両班の家に生まれる。
東学党(後の天道教)に反対していた安は、官憲から追われ
カトリック教会の司祭に匿われ、後に洗礼を受ける。
教育関係の仕事を経た後、１９０７年の高宗の強制退位と
軍隊解散、それに伴う国内の義兵闘争の高まりのなかで
危機感を募らせウラジオストクへ亡命する。
そこで「大韓義軍」を組織し、抗日闘争活動に身を投じる。
１９０９年１０月２６日、伊藤博文(枢密院議長)は、
満州・朝鮮問題に関して、ロシア蔵相ウラジーミルと会談する為
哈爾浜に赴いた。
午前９時、哈爾浜駅に到着し、車内でココツェフの挨拶を受けた後
駅ホームでロシア兵の閲兵を受けていた伊藤に、群衆を装って
近づいた安重根？？の放った銃弾３発が命中、伊藤は、約30分後に
死亡した。
狙撃した後、安重根は、ロシア語で” コレヤウラー：韓国万歳”と
大きく叫んだ。
安重根は、その場でロシア官憲に逮捕され、２日間拘留された後
日本の司法当局に引き渡された。
留置中に伊藤の死亡を知った安は、暗殺成功を神に感謝して
十字を切り"私は敢えて重大な犯罪を犯すことにしました。
私は、自分の人生を我が祖国に捧げました。
これは気高き愛国者としての行動です"と述べたという。
１９１０年２月、安重根は旅順の関東都督府地方法院で死刑判決を
受け死刑が執行される。
安の死から５か月後、日韓併合により大韓帝国は消滅した。
この伊藤博文暗殺に関して、伊藤の随行員として事件現場にいた
外交官出身の貴族院議員である室田義文が証言している。

1.伊藤に命中した弾丸は、フランス騎馬隊のカービン銃のものと証言
　安重根が所持していたのは、ブローニング拳銃である。
2.弾丸は、伊藤の右上方から左下方へ向けて当たったと証言している。

伊藤に命中した弾丸は、安重根の拳銃から発射されたものではない。
安重根は、事件の真相を闇に葬るための人身御供とされる。

韓国では、１９７０年、ソウルの南山に安重根義士記念館が建設され
伊藤を殺した狙撃手とされているようだが、どうも検証してみると
安が、単独犯でありえないです。
伊藤暗殺に関して、朝鮮人２５人の重要参考人、安を含む３人の
ロシヤ系朝鮮人が、実行犯として関係していたと記憶している。
日本側にも当時、伊藤暗殺を一度は企て失敗し、日露極秘会談を
設定した、前満鉄初代総裁：後藤新平とも繋がっている杉山茂丸が
大物黒幕として挙げられるが、真相は、闇に葬られたのでは
ないかと思われる。
機会あらば、この件に関して、安重根記念館で展示されている資料が、
どの程度か、確認しておきたいです。

(伊藤暗殺の詳細な検証は、”在日朝鮮人の戯言”を参照されたし）

さて、靖国参拝の韓国の反応を主に書いてきたが、次に中国の
日本に対する印象を、中国人民ブロガーはどう思っているのか。
Serchinaにあった特筆すべき親日的発言（日本人？）を記して
おきたいと思います。

日本こそ尊敬に値する国と主張する理由；

一、第ニ次世界対戦後の焼け野原から、わずか数十年で
　復興した点で中国が日本のように敗戦国になったとすれば
　数十年で世界一流の経済大国になることができただろうか。

二、中国は当時、蒋介石率いる中華民国として連合国側で
　第ニ次世界大戦に参戦した。
　中華民国は戦勝国となり、その後の内戦で勝利した共産党が
　中華人民共和国を建国したが、もしも米国やソ連が参戦しなければ、
　わが国は、戦勝国になれただろうか。
　中国や韓国だけでは到底、日本に勝つことは不可能だった。

三、もしも現在、日本が中国を侵略したなら、ほとんどの
　中国人は、祖国を裏切ると予想する。
　理由は、誰も苦労して手に入れた家を失いたくないからと述べ、
　さらに政府高官や富裕層は、真っ先に、海外のマンションに
　引っ越してしまうだろう。
　自己中心的な中国人が日本に勝てるわけがない。

四、中国も韓国もいまだに祖国統一ができていないこと。
　ドイツはすでに統一を果たしたが、韓国も中国も未だに国は、
　分かたれたままだ。
　これは、中国人や韓国人が劣った民族であることを示すものです。

尖閣問題や靖国神社参拝を巡る対立によって、日中関係が
悪化するなか、このような親日的主張をすることはなかなか
勇気が必要なことだと思われる。
日本は中韓から尊敬される必要はないが、お互いに対立せず、
友好的な隣国として付き合うことが必要になるだろう。

いわゆる、中国と韓国の品格、民度の低さを云いたいのであろう。
韓国では、歴史問題で、日本の教科書の記述まで干渉しているが
韓国史は、当然、熱心に勉強しているに違いないと推測するが
意外なことに、２００５年から大学入試センター試験で
韓国史は、必須科目ではないそうです。
日本では、大学入試で日本史の受験率が40%に達し、中国では
中国史が、文系の大学入試の必須科目になっています。
韓国では、自分の国の歴史を、この程度の認識なのかビックリです。

それから、７月１０日、ソウル高裁は、新日鉄住金に対し
４億ウォン（３５００万円）の支払いを命じる判決を出した。
１９６５年の日韓請求権協定で、韓国人の個人請求権問題は
消滅しているのにまだ、日本からお金を取り続けるとは、
とても信じられないことです。
国際法を無視した自己中心的な国と友好関係を築くなどという事は、
とても無理です。
中国も、南京事件では、当時の人口（３０万人）に値する人たちが
虐殺されたとか、歴史の模造もいとわないデタラメな中国、
未だに中華思想を模倣し続けています。

中国、韓国は、どうもこのままいけば、経済的に大丈夫なのかと
他国ながら心配です。
日本も民主党のデタラメ政権から安倍政権になり、少しは
経済的にも、外交的にもまともになってきた感がします。
尖閣、竹島問題も毅然とした外交を展開してほしいです。
そのためには、外務省の職員を増員する位の対策が必要です。
当面、首脳会談は、サボッテおけばよいのではないかと
思います。

雑文にて無礼！

不肖：驫鍾馗 | 百家争鳴雑記 | comments(0) | -

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