2012.09.17 Monday
打倒小日本！改め、造反有理！打倒小中國！
今日の静岡新聞によると、”中国反日デモ８５都市に拡大、
広州、深圳で破壊行為”と報じています。
日本政府の尖閣諸島国営化をうけ、連日ＴＶで、北京の
日本大使館前、各地の領事館等、まるで政府がこのデモを
容認するがごとく官製デモが行われていたが、週末になると
ほとんどが暴徒化して武装警官を投入しているようです。
日系デパート・ジャスコでは、反日暴徒が店内の破壊行為や
略奪行為をしているシーンが放送されているが、現地の
日本人関係者の事を思うと情けなくなってきます。
反日デモの映像をみると尖閣以外には、”打倒小日本！、
抵制日貨！”等、中国文字で端正に印刷されたプラカードや
横断幕などが散見されます。
どうも過去の天安門事件、文化大革命で、手書きで書かれた
スローガンのほうが、説得力があるように感じます。
デモに使用されている横断幕、タテ看、小旗などを製作している
会社は、途轍もなく多量の注文があり、この代金を支払うのが
誰なのか、中国の若者に訊きたいもんです。
今回の反日デモで、毛沢東の肖像画が散見されました。
デモをしている若者（２０代〜３０代？）は、文化大革命時、
破壊活動をした親の子供位の年齢と推測するが、中国の
一人っ子政策の成果の表れとも云えるのではないかな。
反日デモの背景には、共産党体制の腐敗、横暴などの社会的
不平等に対する若者のストレスが、日本に向けられたのであろう。
毛沢東の肖像画が登場するということは、毛沢東の
個人崇拝デタラメ時代のほうが、大衆が等しく貧しく
今よりマシだったと云いたいのであろう。
この反日デモは、９月１８日、柳条湖事件いわゆる満州事変の
勃発日には、どんな展開模様になるのか。
デモしている若者の矛先が、共産党政権下で特権を享受している
富裕層に向かって行けば、また違った展開になると思われます。
中国当局は、今回も若者をダシにして操る筋書きのようですが
当局の思惑の通りになるか注視していきたい。
以前、当該ブログで書いたが、”中国のジャスミン革命”、
所謂、中国茉莉花革命が、ネット社会に到来に伴い、若者に
じわじわと確実に浸透し広まって行くと思います。
かつて、中国は、文革時、紅衛兵が、革命無罪！、造反有理！と
スローガンを叫んで狂っていたが、造反有理とは、造反には
道理があるという意味です。
即ち、”上の権力に反抗することは、理由がある”という深い
意味を理解した上で、若者達が、デモをしていたのであらば
それは、素晴らしい事と思いますが、如何なもんでしょうか。
”造反有理！打倒小中國！”が、真のスローガンです。
了
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