猛虎過江

2010.08.05 Thursday

日本ジャンボリーに参加、奉仕

８月２日～８日迄、第１５回、日本ジャンボリーが
富士宮市根原の朝霧高原で開催されています。
我々、地元ボーイスカウト富士宮地区の指導者も動員され
３日の日に、キャンプ場内に隣接する防風林で
間伐作業のプログラムのインストラクターとして
ＮＰＯの人たちと一緒に、奉仕をしました。

プログラムの内容は、密植に植えられた檜林を間伐する
前段階として、植えられている人工林を健康診断を実施する。
間引きすべき木を、計算で何本か選別します。
それから、木の下部の樹皮の部分にのこぎりをいれ、
木のへらで少し樹皮を剥いて、最後は、木の高さの
半分の高さくらいまで、皮を剥がす皮むき作業を、
スカウト達に教えようという内容です。
作業を指導する前には、日本の山林状況や、木材の現状等
子供達に理解できるよう説明します。
（詳細は、”ＮＰＯ法人：森の蘇り”参照）

当日は、朝から雨が降っており、林の中も最悪の
状態であるが、ＮＰＯの人たちと一緒に、我々
ボーイスカウトの指導者も、にわかインストラクターとして
ぶっつけ本番で、子供達に、皮むきの作業を約５時間ほど
指導しました。
皮が、高い所まで剥けると、子供達もうれしいらしく
初めての体験で、楽しかったようです。

８月５日の日は、小生が所属する団の、スカウト、リーダー、
保護者、総勢４２人が、山交タウンコーチ身延から大型バスを
チャーターし、ジャンボリー大会に見学参加し,富士宮参加隊の
ボーイ、ベンチャー隊員の陣中見舞いをしました。

岡ちゃん登場！

今日は、ジャンボリー大会中で、一番盛り上がるイベントである
”ジャンボリー大集会”が行なわれます。
我々の見学団は、１０時頃、大会会場に到着する。
まず、驚いたのは、参加隊のテントが、ビックリするほど沢山、
キャンプサイトに設営されておりました。
大集会が始まる１４時まで自由行動であるので、我々は
スカウト関連のイベントを見たり、文化、科学、環境などの
ブースをみてまわりました。
会場内の売店では、記念品や、スカウト用品、地場産品等
たくさんの店が出店しており、大変な賑わいです。

１４時に、本日の目玉である、大集会が行なわれました。
日本各地のボーイスカウトの参加隊が、会場に入場しました。
外国からも参加隊があり、会場内の休憩所で、イングランドと
台湾の人が、小生に、話しかけてくるくらいであった。
中央ステージでは、ミス富士山の紹介、帝京大学のチアー
リーダーの素敵な演技、フォーク歌手の歌があったりと
野外コンサートのようでいい感じです。

さて、今回のスペシャルゲストは、サッカーＷ杯の日本代表
岡田監督が、華麗に登場しました。
会場では、スカウトの歓声に近い驚きと賞賛の渦の中で
岡田コールがおこりました。
話によると、岡ちゃんは、子供のころ、カブスカウトと
ボーイスカウトに入っていたという事で、ビックリです。
早速、ボーイスカウト日本連盟の理事長から岡田監督に
特別表彰状が授与され、岡ちゃんはとても喜んでいました。
岡ちゃんは、スカウトの子供達のヒーローのようでした。

我々も、ＴＶでしか見たことのない岡田監督を、生で見た事は
良い思い出となるでしょう。
参加したスカウト達も、大変、満足したようです。

大会の初日から昨日までは、大会会場である朝霧高原は、
毎日、朝夕、雨が降り、テントで野営生活するスカウト達も
正に難民生活の状態で、かなりの疲労が見受けられます。
日中の暑い中、ほとんどのスカウトが、長靴を履いて頑張っている
姿を見ているととても頼もしく感じられました。

了