猛虎過江

2009.10.03 Saturday

合併：廃置分合議案の可決について

先月の３０日、町議会で富士宮市との合併議案の採決が行なわれ
賛成６、反対３の賛成多数で可決した。
２００４年から始まった合併問題は、前町長で合併設置案否決、
合併促進の住民運動、富士宮市議会での否決等、曲折を経て、
２００７年、町長選が行なわれ、我々が推した合併推進派の
新町長が、当選しました。

これ以前に、住民有志らによる合併のアンケートを実施した結果、
住民の約８割が、富士宮市と合併は、賛成であるという
結果が出たのであります。
新町長のもと、合併協議会による協議が始まり、各地域で、
住民説明会の実施し、合併案を、住民の目線で、吟味、検証
してもらい、合併議案の最終議決となったわけである。

以前、議員について、生活費（議員報酬：約５００万！）を
確保するがため、住民の意思など眼中になく、私利私欲に
奔走している田舎議員が、恥ずかしいと嘆いたが、今回、
合併議案に、反対した３人の議員の議会での発言、政治行動を
注視し感じた事を思うがままに書いてみたい。

反対した３議員の内訳は、共産党の２人（５０代）と７０代の
前、町長派の議員の３人です。
共産党員の二人は、かなり若い時から共産党一色で、それなりに
共産党の活動は熱心であるが、国会で論じるような議案を
田舎議会に提出するなど、自分と共産党の関係者が良くなれば
それで良い感じで、地域の代表、住民に奉仕するというような
公人としての自覚や見識が疑われます。
この共産党員の合併反対の目的は、合併すると再度、議員に
なれないという”自己保身”に尽きると思います。

３人目の反対議員については、”元町長のコバンザメ”の表現が
一番似合うと思われる。
地域を良くする為に汗をかいて、公人として奉職するなどと
いう事は、さらさらなく、自分の保身の為には、魂まで売って
しまうタイプの人物と想像します。
前の共産党議員と同様に空気を読めない輩という一言に尽きる。

しかしながら、わが町にも、住民の目線にたった良識ある！
賛成派議員が存在し、わが町の将来を憂い、一致大同団結し
住民の目線で合併を推進してきた功績は大きいと思います。
纏めとして、議員たるものの本分（その人のはたさなければ
ならない本来の義務）は、報酬に見合うだけの仕事は、
最低限しろと言うことです。
それには、町長、町の木っ端役人以上、日々、精進し
自己研鑽をして、住民の負託に答えた政治活動を
していかなければならないのです。

合併案も今月、合併先の富士宮市議会で可決成立して、
来年３月２３日に合併が完了となります。
合併に幸あれ！

了