猛虎過江

2009.09.01 Tuesday

自民党惨敗！　今後の教育行政を憂う

衆議院選挙は、自民党の惨敗、民主党の大勝利となった。
選挙戦を見て感じた事は、鹿児島４区で、民主党の
演説会場施設で、民主党の党旗を、日の丸を切り刻んで
党旗を作り、演壇の後ろ正面に掲揚していたという
とんでもない報道がありました。

民主党の支持基盤は、連合や日教組、大企業の労働組合などが
大半であるが、この民主党を支持する人達は、国旗を
切り刻むなどという事は、他の国でも革命や独立運動などでは、
あるかもしれませんが、鳩山代表を迎える演説会場を設営する
人達は、誰も注意することなく実行したという事が、
そら恐ろしい事です。

国旗は、説明するまでもなく、諸外国でも国の象徴である国旗を
丁重に取り扱う事は、当たり前の事であり、論議するまでもなく
常識の範囲で分る事である。
しかしながら、この事件が示すように、日教組の影響が強い
戦後の教育の結果が、このような幼稚な事件を民主党員が
起こしたのであろう。
これから日本の舵取りをする民主党政権の危なさを
端的に表した事件であった。

民主党の支持基盤である日教組は、教える職員の
権利（らくをする）取得を野放にしたままである事です。
日本の教育をダメにした元凶を象徴する事件が、日本各地の
教育現場で起こっています。

昨年３月、大阪府の中学校の卒業式で、男子生徒１人を除く、
１５９人の生徒と、学年担任（２０～５０代の男女）８人が
国家斉唱のとき、起立しなかった事件がありました。
この教諭は、式の前に、”自分は起立しないから”と
生徒達に云い、強要はしていないと言い張ったようです。
（起立した男子中学生、気骨があるというか勇気がありますね）

市教委は当然、処分したが、文書訓告や口頭厳重注意の
軽い処分であったそうです。
市教委の事情聴取に対してこの人達は、”指導要領の方針は、
認識していたが、自分の内心に従って着席した”などと
主張しているようだが、この人達の仕事は、指導要領に従って
仕事をするのが、義務であり、その対価として、みんなの
税金の一部から給料を貰っているのではないか。
民間企業では、自分の内心に従って気に喰わない仕事を
しなかったら即、懲戒処分（クビ）になります。

このような常識を持ち合わせていない教師が、指導された
生徒達は、惨めである。
反論もすることもできず、従うのみという状況は、どうみても
異常な事態での指導だと断言せざるをえない。
日本の教育現場でも、日教組が、牛耳る学校の現場は、
全て、このような状態とは思わないが、今後、我々も、
ＰＴＡ会長ＯＢとして、注視していきたいと思います。

発足する民主党政権に対して、教育行政も然ることながら、
国際外交、経済対策もしっかりやってもらいたいです。
そして、政権の支持基盤である労働組合も、正規労働者のみの
権利を確保主張するのでなく、自分も痛みを分け合うくらいの
気持ちで、派遣労働者の雇用促進を考えてほしのです。

了