猛虎過江

2009.04.10 Friday

しずおか優良木材の家・支援制度について

静岡新聞によると、県内産木材の消費拡大のため、
静岡県では、平成１７年度から住宅を取得する際の
支援対策として”静岡優良木材の家・支援制度”が、
実施されており、今年度は、２５０棟分の募集受付が
始まったようです。

以前、当該BLGで、国内材の消費拡大するためには、
国内の木材を５０％使用しなければ、建築確認を
許可しない位の法律を作らねばならいなどと雑記したが、
静岡県も伐期に来ている杉檜の消費拡大にむけ、
少なからず手を打っているのだと関心しています。

静岡優良木材の家・支援制度は、木造の住宅を建てる際、
県内産の木材の使用率を４５％以上使用した場合、
施主に、３０万円也が、助成されるそうです。
この制度に加えて、以前からある”生垣の助成制度”を
あわせて利用すれば、住宅を建てる人たちが、今より、
少しは、増えるではないでしょうか。
又、初期投資が、少しかかるかもしれないが、屋根には、
ソーラーシステムを導入すれば、地球温暖化対策にも
貢献でき、大変、喜ばしい事だと思います。

静岡優良住宅センターのＨＰには、この制度の詳細が
載っているが、この支援制度の担い手であるに、協力店数が、
現在、３７社と、大変に少ないようです。
何とか、木材・住宅関連の業者及び、関係、各位の、
今後の努力を、希望する次第です。

今年も、スギ花粉の飛散が多く、日常生活に甚大な影響を
与えていますが、戦後、植えた杉・檜は、毎年、早く
伐採してくれと、悲痛な叫びを、我々に、訴えかけている
状況を、我々は、厳粛に受け止めて行かなければ
ならないのです。

阪神の、檜山選手もこの問題に関心をもってもらいたいです。
明日、大型バスで、今期、最初の東京ドーム観戦にいきますが、
もし、我々の前に、檜山大明神が、その勇姿をみせてくれたら、
熱き声援と共に、この事もあわせて伝えたいと思います。

了