猛虎過江

2008.06.17 Tuesday

大長今（チャングム）２　なぜ　お前がここに！

２００３年～２００４年に制作され韓国内で５０％を超える
高視聴率を得た大河ドラマ・大長今を、３度目になりますが
GyaOで懲りなく見ています
第３５話は、チャングムが罪人され済洲島へ島流しにあう
身分は、奴碑に落とされたが、料理人から医官になる勉強をし
試験に合格して晴れてまた宮に舞い戻ってきました

かつてチャングムの母親も、宮の権勢を握るチェ尚宮一派に
殺され、チャングムの味方であるハン尚宮も流刑地へ移送中に
死んでしまいました
主人公のチャングムは、ものすごい超人的記憶力と行動力を兼ね
備えた人物は、この世には、ありえないとおもいます
彼女は、幾多の試練に耐え自分の目標に向かって精進していく
様は、我々も見習う事が多々あります

第３５話の冒頭の場面で、宮に戻ったチャングムが、かつての
旧敵のクミョンと再開する場面で、お互いに言葉は発しなかったが
クミョンは、まるで幽霊を見たようなものすごい形相になっていました
チャングムは、親子２代でなれなかった水刺間の最高尚宮に
なっているクミョンの姿をみてどのように感じたか、本人に聞いて
たいです

さて、小生が大好きな悪役チェ尚宮役のキョン・ミリが登場です
文定皇后が流産の危機がありチャングムが看病しているところに
チェ尚宮が、貫禄のある深い緑色の服をまとって厳かに入室して
チャングムと再開する場面です

厄介ものであるチャングムを罪人にして島流し、どう考えても
又、戻ってくる可能性は無いだろうと思っていたチャングムが
水色とピンクの医服をまとって目の前に居る姿を見て取り乱し
うろたえるチェ尚宮の形相は、鬼気迫る迫力がありました

”どういうことなの！”
”なぜ　お前がここに！”
”なぜ　お前がここに！”

とチェ尚宮が発した言葉がそのすべてを表しているようでした

チェ尚宮が母親を殺したにも拘らず、その母親の思いを受け継いだ
娘が、何かの因縁のごとくまた目の前に現れた場面を、チェ尚宮
役のキョン・ミリが、役になりきって演じている様は素晴しいです
輪廻転生とでもいいましょうか、小生は、この作品の栄枯盛衰に
例えるならば”盛”部分で、絶好調の最高点に到達して、弾ける
序章の部分であると勝手に解釈しています

キョン・ミリ女史に出来る事ならば、ハングル語で
励ましのファンレターを書ければいいですが
誰か書いてくれればいいですね

終わり