猛虎過江

2007.05.29 Tuesday

下部温泉に投宿する

約２０人の仲間達と山梨県の下部温泉に泊まることになった
１７時頃までに現地集合という事で、１５時頃、家を出発する
国道５２号線ではなく、富士川の左岸の道路を走行した
身延までは、この道をよく使用するが、身延から下部までは
昔に比べ道路も広くなりほぼ２車線であり信号も少なく
約４５分位で下部の温泉街の橋本屋旅館に到着した

今回は、下部の風呂に入って酒を食らって寝てくると言う事で
旅館は、木造３階だての民宿みたいな小さな旅館である
宿に着くともう８人くらい仲間がきており４人単位で
部屋を割り付けてありそれぞれの部屋に行く
通された部屋は、３階の奥で、窓を開けると岩肌に大木の
根が絡みついている光景が目に飛び込んできて、みんな
唖然とした驚きのなかとても情緒があっていいじゃないかと
小生が言うとみんな、納得したようです
壁の作りから言ってこの旅館は、３０年位経っていると思います
とりあえず浴衣に着替えて風呂に入ることにした
風呂は、ぬるい温泉と熱い温泉の２つの湯船があり
ぬるいほうにゆったりと４０分くらい仲間と大きな声で談笑した
約１時間近く浸かっていて久しぶりにこんな長湯をしました

部屋に戻ると幹事がきて、冷蔵庫は精算不要でつまみも適当に
とってよいので宴会が始まるまで、飲んでいていいと
有難いお言葉をもらったので早速、持参した缶ビール６缶と
ビンビール６本を冷蔵庫から出して飲み始めた
みんな話しのネタをたくさん持っている人たちなのか話題が
豊富で楽しい小宴会になりました

本番の宴会ですが、我々の団体が、ほぼ貸切状態のようです
料理も、家で食べているような見栄えのしない料理であったが、
味付けは良いし、沢山の料理が膳に並んでちょっといい感じです
旅館の家族が、全員(５人？）で給仕や世話をしている
なかなか民宿的ないい感じの中で楽しい時間を過ごさせて貰った

宴会も終わり、若い衆らと２次会に行くことになった
下部旅館組合の青年部？及び当旅館の推薦する飲み屋を
無理やりリクエストしてもらい歩いて行くことになった
２時間くらいカラオケ三昧をして、１２時頃、宿に戻った

翌朝は、７時頃、目が覚めたが、少し２日酔いがするので
風呂に入ることにする
８時から朝食と言うことで大部屋に行くと、約半分の人たちは、
６時頃すでに朝食を食べて、それぞれ帰ったようです
シンプルな朝食をとって１０時頃には旅館を辞す事になった

車は旅館街の入り口の方に停めてあるので、土産を買いながら
１０分位歩くと、朝市が立っており、ここの地に少しでも
お金を落としていくのが、旅行人のマナーと思い
５０００円くらい蔬菜類や餅など家の土産とした

またこの下部温泉の近くの湯の奥地域は、江戸時代、金の採掘で
知られており、金山の博物館があるので、ちょっと覗いて
いくことになった
金山の歴史や、採掘から製品になるまでの工程がわかり易く
解説してあり、あらためて武田信玄が金の採掘に力を
注いでいたのが理解できました
展示してある慶長大判は、予想していたより大きかったです

そういえばこの下部温泉は、信玄の隠し湯で有名であった！

了

不肖：驫鍾馗 | 國内旅遊 | comments(0) | -

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