猛虎過江 | 秋の研修旅行の下見（井戸尻、金生、尖石遺跡）

2006.10.02 Monday

秋の研修旅行の下見（井戸尻、金生、尖石遺跡）

１１月に、郷土史の研修旅行があるのでいつもの３人で下見に
行くことになった。今回は、長野、山梨を中心とした縄文時代の
遺跡を訪ねるのであるが、今回、旅行社、コースは会長の
ハンドリングであり久しぶりに気を使わない下見になりました。

芝川から朝霧、精進湖、甲府南から中央高速に乗り小淵沢IC
下車し井戸尻遺跡に到着。井戸尻考古館は、出土品の展示物
（１９９点）が多く土器の縄文の文様も綺麗であり特に「
蛙と半人半蛙」が気に入りました。土器の上部の縁に蛙と人の
文様がデザインされたもので写真をとることが出来たが、
此の遺跡の目玉品は撮影はできない。
また併設されている富士見町歴史民俗資料館もの多くの展示物を
展示してある。明治、大正、昭和の４０年頃までに使っていた
農機具や製糸の機械など私の家の納屋にあったものと同じものが
展示されていてしばらくながめていた。ここの遺跡の展示されている
多くの土器と資料館をみれば縄文時代のことが大体みえてくる。
ここだけ見れば十分な気がするがといあえず次の目的地の
金生遺跡へ移動する。

最近、旧大泉村から合併で北社市になった歴史民俗資料館を訪れた。
職員が資料館をあけてくれた。展示物もなかなか充実しております。
下見のためサーと見るだけで、どこの資料館も入場料は基本的に
払わないでも済みますので有難いです。職員に遺跡の場所を
聞いて、金生遺跡に移動する。遺跡は、田畑のなかにあり
いまこの地に家を建てて住んで見たくなるほどいい環境である。
近くに城跡があるのでついでに見ることにした。我々も、来月
また大型バスで来るのであるがこの遺跡と城跡迄までバスで乗り
付けるのは難しいようです。

金生遺跡からまた中央高速に乗って諏訪IC下車して尖石遺跡まで
移動する。東名高速と比べると行き交う車の数が少なくて全然違う
感覚です。又、雨も降っている為か、少し寒いです。薄手の
ジャンバーを着てきてよかったです。尖石遺跡の土器を展示して
ある尖石縄文考古館は、近代的な美術館のような立派な建物で
あり展示物も充実しており土偶なども一寸教科書で見たことの
ないような宇宙人みたいな形（ビーナス）のものもあり
興味をそそります。館の外には古代の住居がたくさん復元
されており写真に収める。近くでキャンプもできる様で
この古代住居の中で舎営はできないと思いますが。

これで予定のコースの下見は完了したので急いで帰る事になった。
帰りは、中央高速の双葉JCでおり、初めて走る中部横断道路を
鰍沢まで行く。甲府市内を迂回するようなバイバス道路のようであり
昔に比べ大分時間が短縮され有難い。中部横断道路が早く
清水まで開通すればもっと便利になると思われる。
なんだかんだ道路があかなければどうにもならない。

１９時近くに、芝川に戻った。いつもの通り、焼きそばやで一杯
飲みながら反省会をする。１１月の本番の研修旅行は、今日の
コースの反対のコースをたどる計画である。大型で、一人
６０００円くらいで収まりそうな気がします。
そして何より今回の遺跡めぐりのコースは、郷土史研究会の旅行に
ふさわしい真面目な研修旅行になりそうです。

おわり